漁書日誌 3.0

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寺山修司

春寒の古書

もう3月の後半だというのに、いまだにけっこうな寒さである。 さて今日は用事があって、ギリギリ五反田と神保町と回れるかというような具合。その場合、五反田を真っ先に選んでしまうのがワタクシである。16時半過ぎくらいに会場到着。「今日は早いっすね」…

散歩展にチラ寄り

所要を済ませてから、夕方、五反田に向かう。神保町の方の洋書祭りも覗いてみたいのだが間に合わないだろうなあという感じで、南部古書会館には17時過ぎに到着。ガレージをざっと見て行って、日生劇場のパンフ3冊、新書1冊を購入。表紙にビアズレーの箔押し…

炎天下のヴィンテージ

ヴィンテージ・ブック・ラボ展も今回で3回目であろうか。昨年の同じ頃にかなりの注文をして買ったのを覚えているが、今はもうあんな注文ができない。なので目録の方には欲しいものがなかったのは幸いだった。 9時半ごろに高円寺駅着。ポカリを流し込みながら…

雨の中の窓展

さて、窓展である。昨日から雨。雨の中、トートバッグに古本いっぱい詰めて帰るのは嫌だなあと思っていた。だからなのかどうか、古書会館前の行列はいつもよりはほんのちょっと少ないように感じた。開場15分前くらいにきたのだが、5分前くらいには古書会館入…

半年振りの高円寺

3月4〜5日開催のVintage Book Lab.展初日のために西部古書会館に行く。前回が8月の頭だったんで、ちょうど7ヶ月振りか。高円寺に来るのもそれ以来である。と書いたが、いやいや先月芝居のついでに中央線古書展に来たのを忘れていた。 10時40分ごろ高円寺に着…

雨のち晴れ、湿気

週のtagewerkが木曜で終わりぐったりしてよく寝ることができた。そして金曜日。和洋会と五反田遊古会があり後者には注文品。明日用事で神保町に出るので、五反田優先ということで向かう。とはいえ、家でグータラ午後まで寝ていたのだが、寝ている間に雨もす…

2月の窓展

さて、来週のぐろりや会古書展は中止となったという。では窓展はというと中止のアナウンスもなし、これはやるなということで、当日開場前に古書会館へ向かう。開場、あきつ書店の棚に向かう。一通り見てから、会場を回っていく。今回は、かわほり堂、魚山堂…

ガラクタからスパン

ここのところ古書展が立て続けに中止されているなかで、昨日今日の我楽多市展は開催。久しぶりということで、行ってきた。 塚本邦雄・寺山修司「火と水の対話」(新書館)初版凾300円 平野啓一郎「ある男」(文芸春秋)初版カバ帯署名500円 フロベール/庄司…

テレビと古書と

本日は五反田遊古会と和洋会古書展、どちらにも赴こうと思っていた。が、なんやかやで結局神保町出でるのは諦め、五反田に向かう。本日は土曜であって閉場は17時なのである。 五反田、検温してから入場。まずはガレージ。細かく見て行けばなかなか面白そうな…

コロナの夏、東京で古書を買う

2週間経過してからでないとここに記さない、というような自主ルールでやってきたけれども、というのもやはり遠隔とはいえ学校仕事があるからで。しかしまあ書かなければどんどんと記憶も薄れていくばかり。もう夏休みに入ったしということで、ここも再開して…

3ヶ月ぶりの国会図書館

国会図書館が1日限定200名で開くというので申し込み、早速当選した。ということで、本日金曜日行って来た。 入口ではサーモグラフィーなんちゃらで熱を測定し、当選した人間か確かめ、入場。いやあガラガラで快適ではある。ただし複写受付の人が研修中の人ば…

五反田で雑誌漁り

五反田遊古会と愛書会古書展とふたつの初日。注文品が五反田にあったので、まずは五反田へと向かう。しかし暑い。家を出たのが遅かったので、微妙な時間に到着。ここを見てから神保町に出ようと思っていたのだが、無理か、ギリギリかと逡巡しつつも、結局行…

4月目前の趣味展

趣味展である。 注文品は一点、荒木経惟撮影の鈴木いずみ写真集「私小説」(白夜書房)1500円というものだが、無論ハズレ、はなから期待はしていなかった。まあそれはよいとしても、今日は日中暖かくなるというので、マフラーせずにきたのだが、風があって寒…

ドンピシャ本

川田久長の「活版印刷史」という本がある。明治期の活版印刷、石版印刷の技術発展を丁寧においかけ、オフセット印刷史やら明治期のインクについての論考などもあって、これはマストな文献であろうと前々から探しているのであるが、だいたい古書相場は15000円…

師走の五反田

五反田古書展、初日である。注文品は2点、「北園克衛全写真」と「NLTの顔」。北園は抽選ハズレ。後に用事を控えていて、約1時間くらいしかいられなかったが、今日は黒白(黒っぽいのも白いのも)ぐちゃぐちゃな感じでもっと漁れば面白いものもあったのではな…

小雨の合間の古書展/シーザー原稿

ぐろりや展古書展初日。注文品は無い。 16時過ぎ。ザーッとまわる。ところどころ黒っぽい棚もないことはないけれど、あまり食指は動かず。裸のくせにこれでもちょっと高いなとケチケチ思いつつ、1冊。 麺処くるりの跡地は、新たなラーメン屋になっていた。 …

パルコイメージステージと寺山修司

先日、ネットオークションで寺山修司台本演出の「青ひげ公の城」のパンフレット(+半券とチラシ)を落札した。寺山修司および天井桟敷関連は前々から興味があってあれこれと手が届く範囲で資料を収集していたので、今回のは嬉しい収穫であった。というか、…

ぐろりや会

ぐろりや会展初日。注文品一点。夕方から向かう。で、通りがかり、山の上ホテルの火事。 といっても鎮火した後だったようだが、別館が燃えた由。今回は幸い全焼とかそこまで酷いものではなかったようだがあれが燃えてしまったら残念である。 で、それを横目…

地球空洞説など

今日は神保町の和洋会と五反田の遊古会とまわってから、夕方に池袋で芝居を…などと考えていたのであるが、実際は寝過ごし、古書を吹っ飛ばしてそのまま芝居の会場に行かないと間に合わないという感じになってしまった。 ということで、流山児☆事務所公演「地…

リブロ池袋古本まつり

本日から開催のリブロ池袋古本まつりに赴く。といっても、朝イチなどではなく夕方。例年よりも会場が狭くなったが、それでもダラダラしていると全部を見るにはかなり時間がかかる。二つ注文したうちの一つだけが当選。最近の浪費を考え、いろいろと抱えてい…

和洋会チラ見

和洋会古書展の二日目。初日はイケズ。初日に行った友人は、かなりの収穫があったようで、先日の趣味展といい、行けなかった時に限ってよかったとの話を聞く。隣の芝は青いということか。以下はチャラッと覗いてひとまわり、購入したもの。 井上円了「妖怪談…

ぐろりやと阿呆

本日はぐろりや会古書展二日目。昨日は午後芝居を観に出かけたので神保町には来られず。で、古書展だが注文品もなく、チラリと一回りしての収穫は以下。 クレイバラー「グロテスクの系譜」(法政大学出版局)カバ500円 飯干晃一「仁義なき戦い」(角川文庫)…

散歩展と邪宗門

散歩展である。初日である昨日行こうと思っていたのだが、国会図書館でグズグズしておりイケズ仕舞い。注文していた西武美術館で1992年にやった「未来派1909-1944」展図録1500円もハズレ。やっぱり注文殺到だったらしい。まあそれはそうと、今日は芝居を観に…

古書と盲人書簡

ネットオークションも不況か。これぞというもの以外は何も売れない感じである。とかいいつつ、ここ数日でネット古書店に注文して届いたものが以下。 フェリシア・ミラー・フランク「機械仕掛けの歌姫」(東洋書林)2300円 三田照子「ハリウッドの怪優 上山草…

五反田+田園

五反田遊古展初日。 行きがけに今日届いていた松屋浅草の目録を読みつつ、会場にはいつもより早く到着。といっても、今日はこの後の予定があり三十分も会場を見ていられない。注文品もなく、ホントにザーッと見るのみ。 平野嘉彦「ホフマンと乱歩 人形と光学…

愛好会古書展+芝居

本日は愛好会古書展初日。 注文品は一点。抽選の電話確認をしてから会場へ向かう。 いままでこんな横断幕をかかげていたかしら。それはそうと、会場に到着したが、後がつかえておりザーッと一周したのみ。それでも幾つか。 荒木精之「初霜の記 三島由紀夫と…

眠りとアフリカの印象と落下と

さて、今日は神保町のぐろりや展と五反田の遊古会の初日である。 実は、どちらにも注文を入れていた。今日は夜に芝居を見に行くので、かなりタイトなスケジュール。ということでまずは五反田から。といっても会場到着は1630頃か。まずは外を見る。中公文庫品…

趣味展二日目とガリガリ

本日は趣味展の二日目である。 二日目ともなると、ぺんぺん草も生えないような……という形容がふさわしい状態になっている場合もある。往々にして。閉場20分前に開場に到着。まあ期待していた棚は、ほぼ抜かれた後なのか何も買うものすらなし。その後残り時間…

大山デブ子

女優・大山デブ子。大都映画所属。幻のB級!大都映画がゆく (集英社新書 478F)作者: 本庄慧一郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/01/16メディア: 新書購入: 1人 クリック: 30回この商品を含むブログ (12件) を見るこの本を、仕事の帰りに渋谷パルコブック…

新宿京王大古書市+天井桟敷の映画

さて、今日は都心に映画を観に出たので、映画の前数時間に、取り敢えずという感じで新宿京王の古書市を覗いてみた。 で、まあ買ったのはこんなところ。 たつみ都志「谷崎潤一郎・『関西』の衝撃」和泉書院1500円 本田和子「異文化としての子ども」紀伊國屋書…