漁書日誌 3.0

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9月4日、愛書会古書展。今回、目録を切られたか。封筒を数回忘れると切られる、のかもしれない。気のせいか。それはそうと、愛書会、初日。

デ・クインシー(辻潤訳)「阿片吸引者の告白」(改造社文庫)昭和10年5月18日重版200円

ラフォルグ(中江俊夫訳)「地球のすすり泣き」(自家版)1975年9月10日限定300円

「名著復刻詩歌文学館・石楠花セット解説」(ほるぷ)昭和56年12月1日函200円

林哲夫「古本スケッチ張」(青弓社)2002年4月10日カバ500円

「趣味のあんない ひやね」10号、13号、14号、各300円

復刻版の解説は、実は結構勉強になることが書いてあったりして、安ければ買うようにしている。ラフォルグのは、このあと出版社から出されるが、これはその前に著者が限定200部で自費出版した本。「自家版」という書き方は奥付表記による。本来は函がついているようだ。「ひやね」は関川左木夫の連載を読んでみるかと。

会場を出た後、@ワンダーをチラと見て1冊購入。

デュカ(出口裕弘訳)「エロティシズムの歴史」(現代思潮社)1964年11月30日カバ函660円

この本、たしか18の時に所沢の古本市で函欠本を買ったのだが、いまそれは行方不明。ちょっと装幀資料として安く探していた。

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さて、いろいろとやることが詰まっているし、かなりストレスな夏で、ついついストレス解消ではないけれども、古本を買ってしまう。まずはお勉強なり資料なりでネットで購入したもの。

川村伸秀「斎藤昌三 書痴の肖像」(晶文社)カバ帯2000円

ボードリヤールフォーラム事務局編「シミュレーションの時代」(JICC出版局)カバ406円

それから、ちょうど扶桑書房目録が来たので注文した本。

鈴木信太郎訳「ポエジイ」(白水社)昭和9年11月20日たとう函6000円

衣巻省三「黄昏学校」(版画莊)昭和12年8月20日帯欠3000円

「ポエジイ」は全部で500部、そのうち25部、35部がそれぞれ異なる紙で、残りの440部が山家紙。いやしかし、大判だ。書棚にギリギリ入る感じである。これは装幀資料。

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これらは8月末にいった三島関連のもの。「オペラ黒蜥蜴」@あうるすぽっと、三島由紀夫・川端康成写真展@銀座ノエビアギャラリー、「マルコス浄瑠璃 金閣寺」@東京芸術劇場。

都合のいい古本

先日、なにげなく「日本の古本屋」を検索していて出てきた本を注文、それが火曜日に届いた。

マンディアルグ(澁澤龍彦訳)「城の中のイギリス人」(白水社)1982年3月25日外装欠6000円

澁澤龍彦訳「城の中のイギリス人」の限定200部本である。インド産ヤギ革の総革装、天金、澁澤と挿絵の米倉斉加年の署名入り。これはうれしい。実はこの本の完本は持っていた。10年前の青展すずらん通りのブックフェスで、白水社ブースでデッドストックの本書を2万円だったかで購入。その後金欠で手放してしまうのだが、とにかく大きい。本体は四六倍判だが、挿絵の一枚のリト?がふろくでついていて、それがB4、そのリトと本体が入るB4の布製帙があって、それをまたいれるダンボール外函がある。デカすぎるしいちいち取り出すのが面倒。こんなの全部いらないから、裸本で安く出ないかしら、まあそんな都合のいい出物はないよなあと思っていたところであった。で、検索していたら、まさかのドンピシャの本が。いま澁澤の署名本も安くなってだいたい1万円くらいかなあと思うけれども、この値段なら全然安い。まあ全体的にちょっと薄汚れがあるのはまあ仕方ないとしても、これは嬉しいめっけものであった。

そもそも特装本によくあるダンボールの外函が嫌い。ダンボールを書架に並べたくないのである(ただ題箋などあるので廃棄するわけにもいかず)。そうなると書架に並べたい本のダンボール外函は別に押し入れなどに保管。

 

夏後半戦

8月21日、ぐろりや会古書展である。朝から仕事があり、夕方ギリギリいけるかなと思っていたが、なんとか閉場20分前には会場に到着。ザーッと見ていく。

グリアースン(遠藤貞吉訳)「近代神秘思想」(聚芳閣)大正15年6月5日初版カバ1000円

ヴィダール(永井淳訳)「マイラ」(早川書房)昭和44年6月15日初版カバ帯800円

「文鳥文庫」(文鳥社)平成27年12月15日揃たとう100円

文鳥文庫は8つの短編冊子(?)がたとうに入っているもので、三島由紀夫、谷崎潤一郎など収録。今回は「海外芸術評論叢書」のグリアースンがおっと思った本。グリアースンのModern Mystiism(1899)は、日夏耿之介の訳が新潮社から出ており、その復刻も1970年代に牧神社から出ている。牧神社版と新潮社版はとうに持っていたが、今回のは初めて見た。が、この叢書は知っており、ジェームス・ハネカー(ヒュネカー)なんかも出ていて、そちらは持っている。ふしぎに思ったのは、グリアースンのこの本、往時日本でよく知られていたのだろうか。神秘主義と文芸の関係をコンパクトにまとめているからちょうどいい本だったのだろうか。原書も実は西部古書会館で約20年前に買って持っている。

真夏の高円寺往復

今日はまた久しぶりのvintage book lab.展、西部古書会館である。いつもは9時40分くらいに来て、駅前で一服して10分前くらいに向かうということをしていたが、今回は暑いしということで、9時18分着で駅構内のカフェで涼みながら一休み。半過ぎに店を出て会場へ。入り口にビッチリくっついてる戦闘集団否先頭集団は7〜8名か、その後ろにつく。とはいえ私の後ろに並ぶ人はしばらくおらず、皆、ガレージに並べられている古本を漁っている。列になってきたのは9時45分くらいか。しかし暑い。額、首筋、胸、腿からふくらはぎと、汗がダラダラ垂れるのがわかる。ハンカチタオルで拭くのがせいいっぱいで、とにかく暑く身動きできない。会場5分前くらいにアナウンスがあり、今日は荷物預け場もあるが預けなくてもOKとの由。そして開場、入り口のカゴを持って盛林堂の棚へ向かう。ツイッターでの棚写真でチェックしていた本は無事確保。90分くらいじっくり見て、確保した本を帳場に預け、近くで昼食、また朝行ったカフェで一服。今度は高円寺駅から池袋へ向かう。

池袋着。というのは、今日は14時より立教大学で宝塚の「黒蜥蜴」(三島由紀夫作)潤色・演出家によるトークがありだいぶ前に予約していたのである。立教に来るのもすごく久しぶりで、へたをしたら四半世紀ぶり。校内はいろいろ工事中で学食?もやっていないようであった。まずは受付し、席を確保。すごい人気で会場を変更したというくらいで、受付は本来13時半だったのが13時に変更ということで、13時過ぎには受付完了。

さてどうするか、と、まだ行ったことのなかった乱歩邸に行ってみることに。そのままではなくて改築されたものではあるが。「大衆文化」無料配布ニュースをしばらく前に見ていたが、置いてなかった。あの雑誌もちまちま毎回買っていたのだが、いくつか欠けがあるのだよな。まあそれはそれとして、見学後、近くのコンビニでアイスを買って校内のベンチで食べて会場に戻る。9割方女性で、おそらく宝塚ファンなのかなと思われた。ちょうど数日前に宝塚版「黒蜥蜴」を観たばかりで、興味深く拝聴。

で、終わった後はそのまま高円寺へ向かう…つもりであったが、せっかくなので、荻窪駅で下車して古書ワルツをチラと見て数冊購入。

紀田順一郎編「出口なき迷宮」(牧神社)1975年6月20日初版カバ痛110円

澁澤龍彦「世界悪女物語」(桃源社)昭和39年4月25日初版カバ帯330円

中島廣子「「驚異」の楽園」(国書刊行会)カバ550円

橋本治「古典を読んでみましょう」(ちくまプリマー新書)220円

大野晋編「古典基礎語の世界」(角川ソフィア文庫)220円

澁澤のは帯取り目当て。「出口なき迷宮」もワンコインくらいでないかなと探していたのでよかった。

さてということで、会計のために高円寺へ向かう。

相変わらず暑いが、さすがに夕方になるとぬるい風があって昼よりも過ごしやすいか。改めてザーッと会場を見てから、お会計。

吉井勇「午後三時」(東雲堂書店)明治44年7月15日再販函500円

佐藤春夫「蝗の大旅行」(改造社)大正15年9月25日初版函欠前見返し欠300円

翁久允「宇宙人(コスモポリタン)は語る」(聚英閣)昭和3年6月25日初版献呈署名函500円

吉井のやつ、たしか初版の函は半円の切り込み口があったような記憶もあるのだが…どうだったろうか。「宇宙人は語る」はヘンテコなタイトルだし面白がって買ったもの。

江戸川乱歩「陰獣」(博文館)昭和3年11月18日5版函欠500円

邦枝完二「江戸役者」(春秋社)昭和9年1月20日初版函500円

「陰獣」は最初この背で驚いていたが、どうもお手製のカバーの背に函の題箋を貼付したものでダアとなる。

佐藤春夫「閑談半日」(白水社)昭和9年7月5日初版函500円

アラン田中早苗訳「幻賊」(白水社)昭和6年7月10日初版カバ欠500円

日本探偵小説全集20「佐藤春夫集・芥川龍之介集」(改造社)昭和4年6月25日函欠500円

「幻賊」=ファントマは嬉しい。しかも会場には2冊あり逡巡の末に1冊は戻す。先日購入した家蔵のものとどちらがコンディションがいいか、入れ替え用である。

泉鏡花「新泉奇談」(角川書店)昭和30年12月20日初版限定函500円

丸山明宏「紫の履歴書」(大光社)昭和43年9月20日初版カバ500円

「福永武彦作品 批評B」(文治堂書店)昭和43年10月30日函記番500円

矢代秋雄「オルフェオの死」(深夜叢書社)1977年4月28日初版函500円

福永のBはご存知背革装で500部限定。Aがなければ仕方がないのだけれども。これとは別に、並製の限定版もありそちらはAB2冊セットであった(が買わず)。

五島勉「現代の英雄」(大和書房)1968年7月15日8刷カバ500円

ヴェントゥーリ辻茂訳「美術批評史 第二版」(みすず書房)1971年8月25日カバ500円

生田耕作「ダンディズム」(奢灞都館)1975年11月30日初版カバ痛署名200円

生田のは大きめの署名が入っていたので、所持しているカバーと帯を付け替えようと。

田島莉茉子「野球殺人事件」(岩谷書店)昭和26年6月10日少痛500円

田島莉茉子「野球殺人事件」(深夜叢書社)1976年12月15日函帯スレ500円

これは復刻元の本もあったのでついでに購入。

片山廣子「燈火節」(暮しの手帖社)昭和28年6月15日初版カバ欠500円

アポリネール窪田般弥訳「腐ってゆく魔術師」(青銅社)1978年6月5日初版函500円

デュヴェール山田稔訳「小鳥の園芸師」(白水社)1982年12月1日初版函500円

フィニー北嶋廣敏訳「夢先案内猫」(工作舎)1980年11月15日帯500円

「W.W.W.」(ギャラリー・オキュルス)2008年5月17日500円

「腐ってゆく魔術師」はようよう。安く欲しかった。この版元である青銅社というのは、コクトーの戯曲「オルフェ」も出している。その「オルフェ」は、たしか古本屋で買った初めての古本だった様な気がする。

お会計後、もともと持ってきていたポーターの大きいトートと、布製トートに分けて入れたがこれが重い。駅前のカフェに(本日3度目)入り、荷物整理。いやほんとに肩が壊れるかというくらい重かったが、なんとか持ち帰る。

初夏から盛夏の古書

まずは趣味展である。この10年以上、趣味展とあれば朝イチに駆けつけていたワタクシである。が、なんと今回は趣味展であることを忘れていた。こんなこと初めてである。金曜仕事で昼過ぎに少し早めに神保町に出て、ちょいと覗いて行くかと見るとなんと趣味展ではないか、と。で、扶桑さんの棚を中心に30分くらい見る。で、3冊を購入。

尾崎紅葉「多情多恨」(春陽堂)明治30年10月26日3版2000円

「現代百人豪」第3(新声社)明治35年6月10日300円

「多情多恨」は極美の初版函付きを大昔に掘り出して、それは売却してしまったが、その後、綴じ紐で綴じたしかも汚れた重版を持っていた。でもさすがになとまあまあの状態の本書を購入(が、いまこのブログを検索してみると5年前にも同じことを考えて買っていた)。それから「現代百人豪」は人物論シリーズのような定期刊行単行本のような体裁の本で、これには田口掬汀「貧民王」とか高須梅渓「幸田露伴」などが収録されている。そしてこれ。

藤島泰輔「孤独の人」(三笠書房)総革装天金献呈署名奥付欠800円

これ最初は旧蔵者が改装したものかと思ったが、ふと裏表紙を見ると三笠書房のマークが空捺ししてあるではないか。これは公式の特製だと購入。奥付も最初から外したのであろう。背の上部に傷がありポロポロ化してしまっているが、三笠書房資料として。竹内道之助ならばこういう特製本作るだろうなあと。ただ番号などもないので、極少部数のみ近親者献呈用に作ったものかもしれない。まあベストセラーになって稼いだ本だしなあと。で、仕事の後も落穂拾いに会場へ。ザーッと回ったが、特になく、以下2点のみ。

「彷書月刊」2006年1月200円

映画「それから」パンフレット150円

お次は和洋会古書展。これは昼に別仕事、15時過ぎから仕事とクタクタになってから17時過ぎに会場へ行き、ザーッとまわっての2冊。

車谷長吉「漂流物」(新潮社)初版カバ帯献呈署名500円

車谷長吉「白痴群」(新潮社)初版カバ帯献呈署名500円

クルチョーは一時期ハマって句集と湯川本以外は全部初版で集めたが、署名入りでワンコインのこれを見て、そういえばこの本は署名入りで持ってなかったと急に思い出され、他に買うものもなかったし買ってしまった。

そして以下はせんだって届いた扶桑目録で注文したもの。

「木下杢太郎詩集」(第一書房)昭和5年1月15日初版函6000円

石川淳「夷斎筆談」(新潮社)昭和27年4月28日初版限定署名函3000円

木下杢太郎詩集は函欠で表紙が切れて補修した本を持っていたがこれで入れ替え。これむかしは函付きで7〜8万円していた第一書房の中でも印象的な革装の本だったのだが、この値段は嬉しいというか悲しいというか。石川淳は文庫で数冊持っているのみであまり興味がなかったがこの限定本(といっても1000部)はちょっと前から興味あって手頃な価格なら欲しいと思っていたもの。

さて、先日五反田で奥村靫正のレコードジャケットと装幀の展覧会があり、トークがあるというので赴いた。本の装幀でというえば、ウィリアム・ギブスン「ニューロマンサー」だろう。持参した文庫本にサインを入れてもらった(作品集を持参するべきだった)。

で、以下はここのところマケプレで購入したもの。

坂井修一「塚本邦雄」(本阿弥書店)1996年8月20日カバ帯284円

Deborah Turbeville : Newport Remenberd, Harry N.Abrams.Inc, 1994,1000円

デボラ・ターバヴィルは好きな写真家で、80年代にパルコの広告写真とかで使われていた写真家。これは洋書だけども、なぜか日本で印刷されたもの。なぜ? 日本人がスポンサーだったのか。

 

あいまの古本

まずはここのところネットで購入した古本を。

川端康成「禽獣」(野田書房)昭和10年5月20日函欠2600円

ヴァレリイ(堀口大学訳)「文学雑考」(第一書房)昭和10年6月12日初版カバ500円

松浦寿輝他「二〇世紀の思想・文学・芸術」(講談社)2300円

「禽獣」は函欠だけれども嬉しい。「途上」と似たような装幀。「文学雑考」は参考資料として買ったのだが、見返し用紙がエンボス装飾のあるものでなかなか凝っていてよい本である。

で、6月29日から九段下のイタリア文化会館で始まった「三島由紀夫 ― ピエル・パオロ・パゾリーニ 対峙の⼿がかり 沈黙せず、⽬をそらさずに」展へ。図録2500円とクリアファイル500円を購入。

で、先週の金曜日は講義の前と後に愛書会古書展をのぞく。ザーッと回って以下のものを購入。

「長篇三人全集」(新潮社)ポスター500円

映画「男と女」パンフレット150円

「長篇三人全集」は円本で、おそらくは新聞掲載された広告のポスター版といったもの。まあワンコインならと。映画パンフは封切時1966年のだと思う。

「週刊プレイボーイ」昭和43年3月12日号500円

「週刊プレイボーイ」昭和43年5月21日号500円

おたまじゃくし表紙のやつが、三島由紀夫「命売ります」初回号。もうひとつのやつが篠山紀信のグラビア目当て。60年代後半から80年代にかけての「週刊プレイボーイ」が山のようにあったのでチェック。500円と高いので何冊も買えず。毎号のように篠山紀信の写真掲載。たいていはヌードグラビアで、こういう感じの写真で、こういう感じの仕事をしている人という当時の認識だったのだろうなあと改めて思ったことだった。

太宰の署名本ズラリを見に行く。

6月20日土曜日、雨降る中、三鷹まで足をのばす。すぐ動かないとまた見逃してしまいそうだったからだ。で、前にも合田佐和子展を見にきたことのある駅前の三鷹市美術ギャラリーに「太宰治署名本の魅力」展。スペース自体は小さいのだが、狭いが故に充実ぶりが半端ではない。太宰宅を模したスペースにならぶガラスケースには、「晩年」の署名本がズラリ。他のケースにも、他の著書の太宰署名本がズラズラと。こんなふうにすて一ヶ所に集まるのは空前絶後であろうなと思われた。

せっかく三鷹まで出たのだし、ということで、水中書店、りんてん舎とまわる。前者で1冊購入して、今度は荻窪駅で途中下車。古書ワルツを覗く。ここで数冊。

加藤郁乎「句集 牧歌メロン」(仮面社)1970年10月15日筒函440円

高階秀爾他「徹底討議 19世紀の文学・芸術」(青土社)昭和50年10月30日函帯220円

小野正文「太宰治「走れメロス」の素材について」(緑の豆本)昭和49年8月1日300円

「知っ得 夏目漱石の全小説を読む」(学燈社)400円

清塚邦彦「絵画の哲学」(勁草書房)カバ帯2000円

「絵画の哲学」のみ水中書店で、あとはワルツ購入。加藤郁乎のは仮面社資料として。なかに「仮面の会」投げ込みがあり、70年代リトルプレス資料としても興味があった。

で、バタバタしているうちにあっという間に一週間、講座仕事と非常勤とを済ませてからのぐろりや会古書展。ザーッと会場を回って2冊。

ラルボオ(堀口大学他訳)「仇ごころ」(第一書房)昭和7年10月15日痛500円

高畑鍬名「Tシャツの日本史」(中央公論新社)カバ帯800円

ラルボーのは挿絵の入ったいい本だと思うが、これは程度の良いものが欲しいところ。Tシャツの本は三島由紀夫への言及があるために買ってみた。

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谷崎潤一郎「刺青」(籾山書店)5版函8000円

こちらは先日届いた扶桑書房目録での注文品。「刺青」の5版は背改装本しか持っていたなかったが、これでちゃんとした本で「刺青」の初版から5版まですべて揃えることがでlきた。おそらく「刺青」は5版までしか出ていないはず。