漁書日誌 3.0

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2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

おうらいざ

仕事の後、池袋に出た。 ちょっと、ちくま学芸文庫で探している本があったので、古書往来座へ久々に立ち寄ってみる。ここでやっている一箱古本市が、実は侮れない、なかなかよい掘り出し物が埋まっていると友人から聞いている。 確かそろそろではなかったか…

雨の地図

本日、蟄居する予定であったが、ちょっと所用で繁華街へと出る。 いつも覗いている古書店に立ち寄る。 新潮文庫二冊、講談社選書メチエ一冊を購入。 江藤淳「決定版夏目漱石」、森まゆみ「鴎外の坂」、各300円。 若林幹夫「地図の想像力」600円。 「地図の想…

原作映画

明大前の古本大学にて、購入。300円。 「キネマ旬報」昭和43年8月下旬号。 映画「黒蜥蜴」の深作組集合写真。それとそのシナリオも掲載。原作映画のシナリオを見ていくと、たまに脚色者たちのコメントが掲載されている場合がある。雑誌「シナリオ」だと掲載…

まど展ほか

本日は窓展初日。 といっても注文品はない。今日は、いつもと違ってけっこう早めに会場に到着。といっても、17時だが。 で、丸々一時間ほど見て、買ったものは、これ。 相も変わらず安いものばかり。千円以上のものはなし。 独歩「武蔵野」(大鐙閣)大正6年…

商店街のふるほんや

京王線某駅の商店街をずっと奥まで行くと、ミスドがあり、そのむかいがわに細い路地がある。そこを入っていくと、一軒の古本屋がある。 店の半分はコミックで、1/5はエロ本という、まあ普通の街の古本屋という感じの店である。 ここはたまに来る。掘り出し物…

二宮君

二宮君といっても、二宮きんじろーこと二宮尊徳だ。 こないだ購入した新刊書、十川信介「近代日本文学案内」をチラチラ読んでいくと、立身出世について述べた最初の所(15頁)で、 幸田露伴の短篇『鉄三鍛』(明23)も貧しい境遇から奮起した少年が、ある学…

土曜日・雨・神保町

昨日、てっきり神保町で古書展があり、国会図書館の帰りに立ち寄ろうと思っていたのだが、蟄居、ということで、外出せず。で、何展だったかと調べてみると、本部会館では何も開催なしで、南部会館にて散歩展のみであった。 ということで本日、国会図書館で用…

新刊書店で買う

待ちに待った還付金も出た。 極貧生活からしばしお別れ。よし、ということで、いまのウチに買っておけという新刊本を勇んで買った。4千円くらい。4千円も新刊本を買うのは久々ではあるまいか。 コミック版「春の雪」中公文庫コミック版 三島由紀夫「恋の都…

(丸山明宏)と天才

所用で、池袋の先の方まで行ってきた。 所用が終わった後、久々にそこの土地の古書店をまわる。何だかブックオフには澁澤関係コーナーとかがあり、結構安めに古書が並んでいた。これは相場からすると安いなあという澁澤ではない人の画集とかもあったのだが、…

せーたん・えんちょー

三遊亭円朝演述・若林[王甘]蔵筆記「怪談牡丹灯籠」(文事堂)明治19年7月5版。 ちょっと必要あって、こんなものを買う。3800円。で、今朝届いたのでさっそく包みを開けて、中身をパラパラと見ていった。すると…… なんだか最初の頁に印がある。 あれ、川尻…

漫画と芝居

午後、所用で神保町に出、17時半に神保町を出る。田村書店の外台だけ見た。欲しいものは何もなかった。 半蔵門線で表参道まで出る。昨日からはじまった、山田勇男個展に赴く。 場所は、骨董通り奥のハンティングワールドを右折したところにあるビリケン・ギ…

売却と購入

和洋会古書展、初日。 注文品はない。今日こそは、ということで、いつもよりは少し早めの閉場30分前に会場に到着。で、ザーッと流して買ったもの、幾つか。金もないことだし、安物ばかりではあるが、それでも合計2800円買った。しかしこれだけでも、今現在は…

モール

国会図書館の帰りに、先日から、これはいいや、と見逃していたが、やはりちょっと必要になった書籍を購入しに、神保町古書モールへ行く。 本を買ったら、200円の金券をくれた。常田書店の棚は全品半額であった。が、何も買うものはなかった。否、あったかも…