漁書日誌 3.0

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2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

告知:扶桑書房特別展

来る9月20日(祝)の12〜17時まで、東京古書会館にて扶桑書房特別展が開催されます。 年末恒例の扶桑書房一人展の夏バージョンといったところですが、ちょっと異なるのは、千円以下の均一本も会場に多数放出するとのこと。楽しみです!

新宿京王・大古書市+追記古書

カーン「空間の文化史」(法政大学出版局)カバ帯1800円 ジュネット「物語の詩学」(書肆風の薔薇)カバ1500円 シンポジウム日本文学16「谷崎潤一郎」(学生社)カバ400円 深田祐介「美貌なれ昭和—諏訪根自子と神風号の男たち」(文春文庫)カバ300円 山際素…

夏・文庫など

今日出海「私の人物案内」(中公文庫)250円 葛西善蔵「椎の若葉・湖畔の手記」(旺文社文庫)300円 小松左京「やぶれかぶれ青春記」(旺文社文庫)200円 (今村昌平企画)「村岡伊平治自伝」(講談社文庫)260円 宗谷真爾「わがイマージュ狂詩曲」(日本き…

五反田展で和洋会行かず

ちょっと調べモノで大宅文庫に行き、帰りにそのまま五反田へ出る。神保町の和洋会では、泉鏡花「弥生帖」(平和出版社)初凾欠5000円というやつを注文していたが勿論ハズレ。きっと注文殺到しただろうと思う。そして五反田の方だが、注文品もなく。ザッと一…

探索後のヒットラー

今日は芝居を観に都内に出るので、どうせソワレだし、その前に昨日不揃いだった「三人」を探索して掘り出してやるぞ、という勢いで神保町は古書会館に立ち寄る。その時、16時45分。 同人誌「三人」(8号)200円 「映画評論」(70,2/70.5/74.7)各200円 小堀…

暑い一日、趣味展

趣味展初日。注文品は無い。 今日は久々に会場に早く来た。早く来たといってもいつもより一時間半くらい早く来たというだけのことではあるのだが。 それでまあ勿論、真っ先に扶桑の棚に行き、じっくりと見る。おそらくは午前中にかなり売れてしまったのだろ…

雨の愛書会

愛書会古書展初日。注文品は無い。 国会図書館で調べモノをしていたら、いつものごとく、また閉場ギリギリの到着になる。殆どみられないような感じでそのまま終わった。目録には、谷崎の「少年」の挿絵入りの豪華版が6500円で出ていたので、もし売れ残ってい…

足立と楯の会のイロニー

先日ネット古書店に注文して届いた古書や、地元古書店で買った文庫本など。 「キルケゴール著作集20」「同21」(白水社)凾月報揃1600円 レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ「性に目ざめる頃」(三笠文庫)初版帯350円 戸板康二「浪子のハンカチ」(河出文庫)250円…

七夕の古書そして人魚の話

昨夜、ある人から連絡があった。本を処分するのでもし君が欲しい本があれば持っていっていいよ、と。文学系の本、ということだったので、研究書や評伝などあんまり古いのはいらないが、使えるのがあるかもしれない、と、今から思えば不遜だが、向かうことに…