漁書日誌 3.0

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2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「小村雪岱とその時代」展ほか

2月14日まで埼玉県立近代美術館で開催中の「小村雪岱とその時代」展に赴いた。 そのうちそのうちと思っていて、なんとなく今日はあいていたからというのもある。だが本当は、どうもそろそろ図録の在庫が心配になったからというのが大きい。金曜日神保町で知…

西村賢太の文庫

暗渠の宿 (新潮文庫)作者: 西村賢太出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/01/28メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 139回この商品を含むブログ (61件) を見る西村賢太の新刊、といっても文庫化。文庫は「どうで死ぬ…」に続いて二冊目。藤沢清造の作品が文庫…

趣味展

本日は趣味展初日。 注文品は無し。漱石「門」の元版初版凾欠9500円とかお得だなあとか思っていたが今はそんな余裕はなく。いつもより会場に早めに着いたのでじっくりとはじから見ていく。全体的に黒っぽいものが多かった印象だが、これは午前中なんかは結構…

文庫・新書と雪岱特集

昨日新刊書店で購入した文庫と新書。性的なことば (講談社現代新書 2034)作者: 斎藤光,澁谷知美,三橋順子,井上章一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/01/19メディア: 新書購入: 5人 クリック: 63回この商品を含むブログ (19件) を見る近代美学史―近代美学…

村山槐多(没後90年)ガランスの悦楽

村山槐多展@渋谷区立松濤美術館:明日まで。 国会図書館、本日は17時までだが、その後、18時までの我楽多展に行くか、入場は17時半までの松濤美術館へ行くか逡巡した。で、結局松濤に赴く。 「村山槐多全集」も持っているし、草野心平の「村山槐多」も持っ…

五反田遊古会展

国会図書館を切り上げて、五反田の南部古書会館へ到着したのが17時50分。階下などピャッとみただけで本を漁るということすらままならず、二階へ。 シェリング「学問論」(岩波文庫)250円 小川和佑「桜の文学史」(朝日文庫)200円 伊藤潔「台湾」(中公新書…

告知:森開社40周年記念展

《森開社40周年記念展》 2月27日(土)から3月5日(金)にかけて、荻窪の名曲喫茶「ミニヨン」にて、プライベートプレス森開社の40周年記念展覧会が予定されています。オープニングパーティは、2月27日18時30分から。1973年からの全刊行物と関連図書、原書、…

愛書会

本日は愛書会古書展初日。 注文品は一点あった。が、あえなくハズレ。注文したのは、稲垣足穂「少年愛の美学」(徳間書店)2刷カバ函ペン署名落款(イソギンチャクスタンプ)4800円である。同時に「ライト兄弟に始まる」も同じく署名スタンプ入りが4500円で…

宇都宮から冥途

はなから当たる筈もなかろうと、しかしそれでもまあ一応注文したものの、もう半分忘れかけていた古書が、今日、届いていた。 内田百間「冥途」(稲門堂書店)大正11年2月10日初版凾欠2100円 山田風太郎「陰茎人」(東京文芸社)昭和29年11月10日初版カバ帯欠…

下町展ほか

下町展初日である。 今日は朝早く家を出て、デパートのバーゲンなぞに行っていた。古書も買うがたまにはビシッとした服も買いたいものである。御茶ノ水駅前の初めて行くマンキツに仮眠に入る。その後会場へ。16時半ころか。棚にはけっこう黒っぽい本もあった…

文庫・新書など

ここ数日で新刊書店にて購入してしまった文庫や新書。貘の舌 (ウェッジ文庫)作者: 内田魯庵出版社/メーカー: ウェッジ発売日: 2009/08/20メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (8件) を見るオーラの素顔 美輪明宏の生き方 (講談社+α…

松屋浅草古本まつり

本日は松屋浅草の初日。注文品もあったので午後ゆったりと赴く。正月早々ムンムンと人がごった返しており、暑くて仕方なかった。 ここはまあ、銀座よりは広い。新宿京王よりも狭い。注文したのは、海の人「小説ほとゝぎす 後の武男」(日進堂)明治44年6月初…