漁書日誌 3.0

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梅雨の晴れ間に

土曜日、久々に都内に出る。 仕事関係の打ち合わせもあるが、扶桑事務所がオープンするというので出たわけである。 塚原史『反逆する美学』『模索する美学』『切断する美学』(論創社)揃4500円 岩切信一郎『橋口五葉の装釘本』(沖積社)限定500凾6800円 2…

約3ヶ月ぶりの古書展

新興古書展があけるかも、という。もしそうなら、4月6日に高円寺の古書展にいって以来である。高円寺でさえ、入口での検温と消毒液があった。今回は、ということで、午後、江東区の文化セミナーで「没後50年三島由紀夫・短編小説の魅力に迫る」第1回の講師を…

3ヶ月ぶりの国会図書館

国会図書館が1日限定200名で開くというので申し込み、早速当選した。ということで、本日金曜日行って来た。 入口ではサーモグラフィーなんちゃらで熱を測定し、当選した人間か確かめ、入場。いやあガラガラで快適ではある。ただし複写受付の人が研修中の人ば…

戒厳令下の古書生活

緊急事態宣言はまだ解除にならないようである。大阪では解除によって古書の市が開かれた由。古書店も店によっては開店している。地元のよくいく店は既に先週店を開けていた。古書目録も来るには来るが、会場ではやらず、目録のみという形のようだ。となると…

続・中止古書展の注文品

またもや延長となった緊急事態宣言を受けて、開催予定だった古書展が中止に追い込まれている。また、休業要請を受けて古書店も閉めているところが多い。いま、古書となれば日本の古本屋かネットオークションかというところか。 それでもまた、註文して買って…

中止古書展の注文品

4月17〜18日に開催予定でコロナ禍のために中止となった五反田散歩展の目録で注文した本が届いた。 糸井武雄「明治大正小説とそのモデル」(章華社)大正15年12月6日再版2000円 定番の「金色夜叉」「不如帰」あたりから珍しいところでは谷崎潤一郎「羅洞先生…

緊急事態宣言下の古書

コロナ禍による緊急事態宣言が東京に出されたのが7日、そして今日はそれが全国に敷衍されることになった。まさに戒厳令下のようである。都心郊外のうちの近所などでも20時以降はコンビニしか開いていないような状況。 古書展は軒並み中止、古書店も営業停止…

発熱チェック古書展+ささま閉店

昨日、ツイッターで荻窪のささま書店が5日に閉店し、木曜から在庫セールだとの情報を得た。ささまが閉店って、そうなったらもう荻窪に下車することもなくなるのではないか、というくらいの存在である。この漁書日誌(ブログ以前のサイトの方)だと1999年の記…

外出自粛令下の古書展

東京都では週末外出自粛要請が出た。五輪延期となってからコロナ禍はますます猖獗を極め、たとえば昭和文学会や日本近代文学会といった学会も春季の大会・例会は中止との由。古書展も本部古書会館での和洋会は中止となった。しかし南部古書会館の五反田遊古…

コロナ禍趣味展

趣味展である。前回も記したけれども、コロナウイルスによるコロナ禍は全世界に及び特にイタリアが酷い状況との由、連日のニュースで知るところである。それはそうだが、身の回りに罹患者を聞かないからか、こちらはいたって呑気ではある。しかしたしかにア…

ウイルス禍と古書展

紙魚展に赴く。 米国では非常事態宣言が出た由、世界的にウイルス禍である。こういうときこそ「猖獗」という言葉がぴったりくる。電車に乗ると、その車両でマスクをしていないのはワタクシだけだったり。スペイン風邪が流行したときも、みなあの黒いマスクな…

津田青楓展から荻窪へ

コロナウイルスの猖獗によって各種イベントが中止となり(本当なら写真美術館での「クレマスター」全作上映とか予約していた)、都立図書館が閉められ昨日になって国会図書館もしばらく閉館というので滑り込みで行ってきたり。まあそういう状況であってみれ…

渋谷東急東横の最後

渋谷東急東横大古本市って、いつくらいから行くようになったのかあまり覚えていない。覚えてはいないのだが、自分のホームページの記述を検索してみると、2004年8月28日がいちばん最初の記述のようだ。してみると16年にもなるのか。その間、だいたい毎回通っ…

池袋から窓へ

水曜日、池袋リブロならぬ三省堂池袋店古本まつりの初日であった。夕方、向かう。注文品、珍しく4点くらい注文していたが、なんとか1点のみ確保。細かく見て行くと、あっと言う間に3時間とか経過してしまう。 泉鏡花「りんだうとなでしこ」(プラトン社)大…

もう2月

1月の末から2月初頭にかけてはいろいろと仕事が立て込んでいる。気がつくとあっと言う間に1週間が経過している。すべてにぐったりしている。それでも古書展には赴く。なにしろ気分転換になる。 ということで、先週は和洋会古書展には行けなかったが五反田遊…

年明けて

なんだかあれこれと立て込んでいるうえに、くたびれてしまってここのブログもしばらく放置してしまっていた。年末感も新年感もなくただ連続で冬であるというばかりで、切れ目とも節目とも感ぜられない。ただまあ、古本だけはお金もないのにちょびちょびと買…

師走の窓展

パリに行っていたので趣味展には行けなかったが、窓展はということで、いつものように会場15分前くらいに古書会館に到着。いつもに比べると、多少人が少ない感じ。10時開場。 で、ザーッと見て行くが、今回は抱え込む本はあまり多くなかった。その代わりとい…

パリでの三島シンポジウム

11月20日、昼過ぎ。羽田よりエールフランスでパリへ向かう。現地時間20日18時半頃にシャルルドゴール空港着。タクシーでホテルへ向かう。ホテルにて、トマ・ガルサン、竹本俊雄、ジェラール・シアリの主宰各先生とご挨拶。そこにジョン・ネイスン先生が奥様と…

巴里前

さて、青展が済み、金欠状態ではあるのだが、それでもネットやら古本屋へ立ち寄ったりなど、結局はポツポツと古書を購入してしまう。ちょっと面白いものも入手できたし、ここのところの収穫を記していこうと思う。まずはネットオークションで落札したこれ。 …

宴のあと

さて、神田古本まつりも最終日である。 本日は扶桑書房に立ち寄ってから、最終日の靖国通り沿いの古書屋台をダラダラとみてまわった。 まずは申し込んでいた本の引き取りから。 川島幸希編「近代文学署名本三十選」(日本古書通信社)令和元年11月3日 限定50…

大雨の特選、そして新潟、愛書会

雨である。10月25日金曜日、本日は神田古本まつり初日でもあり、特選展の初日でもある。いつもの趣味展と同じくらいに到着すればよいだろうと向かったのだが、雨による渋滞でバスが遅れ、電車もなぜか途中駅で点検であったそうで遅れている…そんなこんなで、…

詩集・五反田、恵比寿

五反田散歩展に赴く。注文品はなかったが、閉場まであと1時間というところで、まずは1階のガレージを見て行く。雑本の山の中から、「淵上毛銭詩集」を発見、これは嬉しい。その後、2階の会場を見ていく。澤口書店の棚がかなり黒っぽく、これは午前中はけっこ…

台風直前の古書展

城南古書展初日。 台風19号の直撃を控えて、2日目の土曜日は無しになる。 今までこういう事態はあったこともあるのであろうが、ワタクシ個人が経験したのは初めて。そういえば震災の時は、1週間後の五反田と愛書会と行って、たしか愛書会の会場で棚にズラッ…

女、資生堂、編集者

昨日は家を出るのが遅くなり行こうと思っていた五反田遊古会に行けなかったので、今日は五反田であった。どのみち注文品が当たっていたので取りに行きたかったのである。ただし今日は17時閉場。本当は神保町に立ち寄ってからとも思っていたが、無理そうであ…

週末の古書

うっかり遅くなってしまい、五反田に向かう筈が間に合わない。ということで、和洋会は立ち寄らないつもりでたのだが、五反田に行かずに神保町へ出た。 終わり15分くらいザーッと見て、文庫3冊に単行本1冊を購入。 前川直哉「〈男性同性愛者〉の社会史」(作…

窓の次は趣味展

いろいろま理由でゲルピンであり、趣味展目録で一点欲しいものがあったのだが自重した。そして趣味展初日である。 いつもよりはちょっと早め、9時40分くらいには会場に到着しただろうか。一服してから列び、9時50分には地下の会場前にギュウギュウとなる。10…

秋だが初夏をつかまえる

ちょうど木曜日から潮目が変わったように夏が終わった。いまだに湿気で汗をかくけれども、夏のような感じは消えて空気が切り替わったと肌で感じる。 そして金曜日、窓展。注文品はない。開場15分前にいく予定が、バスを乗り逃がして結局は開場して10分後の到…

夏のノフラージュ

ここのところ暑さの質が変わった。灼熱のというよりは、湿度が高い。風が出ていればさわやかさも感じるが、身体を動かしていたりすると汗だくになるという具合の暑さである。 本日は愛書会古書展に赴く。その前に郵便局に立ち寄り、先日の扶桑書房の払いを済…

秋へ向けての古書

扶桑書房目録が来た。いつも突然である。一気に目を通していき、絞り込む。今回は買いたいものがある、というか多くて困る。いろいろと私事で入り用で懐もキツイのだが、しかしこれはいま逃したらもうないというのもあり、ママよと注文。それが早速届いた。 …

渋谷東急そして真夏の氷島

毎日暑い日が続く。 東急東横店渋谷大古本市が今夏を以て最後となるという。思えば少し前まで、夏と年末は新宿伊勢丹、新宿小田急、渋谷東急とデパート展はいつものイベントであった。もちろんまだ池袋三省堂などもあるしこれで終わりではないが、何か一時代…