漁書日誌 3.0

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佐藤春夫

窓展台風クラブ

8月7日木曜日、天気予報を見る限りではどうしたって翌日台風13号は東京を通過するような雲行きであった。夜中から雨、夜半から朝にかけては強めの風雨。こんなふうに台風のど真ん中で古書展に向かうのは実は初めてではないかとも思った。木曜日にうっかり寝…

五反田渋谷神保町

長年使ってるスマホがアプリも使ってないのにすぐにバッテリ切れになる。不便極まりない。じゃあと言って、機種変も内蔵電池交換もできない。だましだましうまく使うしかないのである。先週末、バタバタしている間に古書展と映画を見に行った。なんとかなる…

年明け趣味展

さて、年末年始ほかに古書展あったかもしれないが、あれやこれやで行けなかったのがある。三省堂書店池袋の大古本市もそうだ。注文はしていたのだが、外れたのでそのままになってしまった。毎年欠かさず行っていたのだが。 で、1月14日初日の趣味展。いつも…

古書展のない週末

今週は古書展がない。しかし金曜日、所用で神保町に出てきてしまったので、古書を買い、その帰り際に鴎外記念館に立ち寄り「鴎外遺産」展に赴いた。 鴎外記念館に来たのは2度目だが前回は確か震災の前でもう10年以上ぶりである。今回は新たに発見された鴎外…

台本雑誌第6波

和洋会と五反田遊古会の初日。行きがけに郵便局へ職場のPCR検査のキットを出しに行ってから、時間的に神保町は諦めて注文品のある五反田へ向かう。いま第6波だなんて言われて蔓防も施行されたようだが、念のためにマスクもちょっと高いKN95というのを装着。 …

花粉舞う趣味展

趣味展の初日である。ようよう暖かくなってきたが、薬で抑えているものの花粉の飛翔もすごい。 開場15分前くらいに到着してみると、整理券番号47番であった。開場時間前に入口が開き、一人ずつ体温測定、手消毒、封筒ない人は住所氏名電話記入という流れ作業…

「刺青」の5版

土曜日。扶桑書房へ行く。古書を三冊購入。表題にもあるように、谷崎の「刺青」の5版を入手。 谷崎潤一郎「刺青」(籾山書店)大正元年5版凾欠背改装800円 小川未明「悩ましき外景」(天佑社)大正8年8月1日初版凾欠印2800円 佐藤春夫纂述「維納の殺人容疑者…

第2回扶桑書房一人展・その二

さて、前回に引き続き第二回扶桑書房一人展。しかしどうも風邪をひきかけのようで体調不良。こういう露出趣味はやめておいた方がよいぞ、という虫の知らせなのかもしれない。 まあそれで、正午に開場。最初にどの棚に向かったか、が、運命の分かれ道である。…

田園の憂鬱

先日の、「都会の憂鬱」カバーを紹介した日記で、前にここで紹介した「田園の憂鬱」のカバー……などと書きながら、ここでそんなことはしていなかったことが判明、というか、単なる勘違い、ということで、ネタもないので今回はこれを紹介、という次第。 佐藤春…

東急渋谷大古本市+目録品

本日は東急東横渋谷大古本市があるので都内に出る。 といっても、それだけのために出るには電車賃が勿体ないということで、これにかこつけて国会図書館でちょっと調べモノをする。いや逆か。 デパート展は、閉店時間が古書会館と比べて遅いというのが唯一の…

初版本+古書+まど展

おとついだったか、いつもはたいしてめくりもしない某古書店の目録、チラチラ近代文学の所を見ていたら、何故か佐藤春夫がズラリと出ていて、そこに、「病める薔薇」重版凾付3670円というのがあった。おお、重版とはいえ凾付きは欲しい! ということで早速フ…