漁書日誌 3.0

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西村賢太の文庫

暗渠の宿 (新潮文庫)

暗渠の宿 (新潮文庫)

西村賢太の新刊、といっても文庫化。文庫は「どうで死ぬ…」に続いて二冊目。藤沢清造の作品が文庫で新刊なんてことは、ないだろうか。
講談社文芸文庫って、明治大正昭和のなかなか読めないのを復刻してくれる高めの文庫だと思っていたのだが、最近は1980年代の評論とか続いて出ている。ああいうのは学術文庫にまわして、あまり売れなさそうなものを定価高くても出して欲しいのだが。なんであんなのを文芸文庫で出すかなあ、と。それこそ「根津権現裏」を文芸文庫で出すくらいのことをして欲しいものである。
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美女と機械---健康と美の大衆文化史

美女と機械---健康と美の大衆文化史

これは興味がある。欲しい。