漁書日誌 3.0

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たまには下北沢

仕事からの帰るさ、ふいと思いついて下北沢で途中下車する。久々に、幻游社、DORAMA古書ビビビ、ほん吉など見て回る。

塚本邦雄「水葬物語」復刻版(書肆稲妻屋)限定505部記番筒カバー3500円
ル・ボン「群集心理」(講談社学術文庫)400円
黒井千次「群棲」(講談社文芸文庫)200円
三島由紀夫「愛の疾走」(ちくま文庫)初カバ帯200円
鷲田清一「ちぐはぐな身体」(ちくま文庫)300円
橋爪大三郎「世界がわかる宗教社会学入門」(ちくま文庫)400円
福沢諭吉家族論集」(岩波文庫)200円
白石良夫「かなづかい入門」(平凡社新書)400円
後藤明生「小説 いかに読み、いかに書くか」(講談社現代新書)100円
北沢一利「『健康』の日本史」(平凡社新書)420円
いやあしかし、ビビビで「水葬物語」を定価以下で入手出来たのはよかった。この復刻版、ネット限定で発売しいつのまにか販売終了して、いろいろ検索しても情報があまり出てこないという感じで、またいつもの如くケチケチせずすぐ買えば良かったと後悔していたところだったのである。ちゃんと誤植まで再現した袋とじの和装カバー付で、限定505部、ただし元本にない口絵写真入りという体裁で、まあ元本など一生買えないのでこの位の価格で入手出来たのも嬉しい。写真はトンネル型の凾というよりはペラペラの(春日井建の「未青年」みたいな感じ)カバーというようなもの。ほかはまあ、幻游社などで購入。

それと、以下は昨日紀伊國屋で定価購入したもの。
木下直之股間若衆」(新潮社)
西村賢太苦役列車」(新潮文庫

股間若衆―男の裸は芸術か

股間若衆―男の裸は芸術か

苦役列車 (新潮文庫)

苦役列車 (新潮文庫)

股間若衆」は「古今和歌集」とかけているのか。だとすると「新股間若衆」も出るのだろうか…。
以下は気になってる新刊。
モラヴァジーヌの冒険 (KAWADEルネサンス)

モラヴァジーヌの冒険 (KAWADEルネサンス)

結ばれる一葉―メディアと作家イメージ

結ばれる一葉―メディアと作家イメージ

高度成長 (中公文庫)

高度成長 (中公文庫)

白物家電の神話 モダンライフの表象文化論

白物家電の神話 モダンライフの表象文化論

[第4巻 ゴシック] オトラント城 / 崇高と美の起源 (英国十八世紀文学叢書)

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神道とは何か - 神と仏の日本史 (中公新書)

神道とは何か - 神と仏の日本史 (中公新書)

黒澤明vs.本木荘二郎―それは春の日の花と輝く

黒澤明vs.本木荘二郎―それは春の日の花と輝く

それから10月には、なんと岩波文庫で「井月句集」が出るそうである。ムムム。