漁書日誌 3.0

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池袋行かずに我楽多展ほか

仕事で池袋リブロ初日には行けず、昨日は有楽町のよみうりホールでの西村賢太講演を聴きに行き古書展には赴かず、結局三日目となり今更感でこのまま行かずということになりそうである。その代わりネットやらなにやらで買ってしまって行けないというのもあるのだが。そして今日は神保町での我楽多展。

獅子文六「可否道」(新潮社)昭和38年8月15日初版凾帯500円
サイファー「現代文学と美術における自我の喪失」(河出書簿新社)カバ痛300円
宇能鴻一郎「鯨神」(中公文庫)100円
三島由紀夫「女神」(新潮文庫)105円
仲正昌樹「今こそアーレントを読み直す」(講談社現代新書)200円
ベッカー「美のはかなさと芸術家の冒険性」(理想社)カバ800円
猪瀬直樹「空気と戦争」(文春新書)200円
荒俣宏「TV博物誌」(小学館)カバ200円
吉田智恵男「もう一つの映画史」(時事新報社)カバ帯632円
石田佐恵子「有名性という文化装置」(勁草書房)カバ581円
下から三つはネット。ベッカーはモールにて。カバーは破れがあったり汚れがあるがサイファーは安く入手出来た。今日は最近の新書各種を200円均一でドッサリ出しているところがあってあれこれ買おうと思ったが結局二冊だけに。
その後、扶桑へ行って二冊ほど購入。

江見水蔭「牡丹族」(博文館)明治43年11月10日裸印綴糸1200円
岸田国士「屋上庭園」(第一書房)背コーネル革三方金限定50部凾少痛2500円
水蔭のは知らない本。綴糸は所有者がつけたものか。おそらく新聞小説だとおもうが、前書きによると、「漂泊人種の特異なる生活」を描いたものらしい。サンカ的なものを描いた小説だろうか、なかなか面白そうな題材である。

通過儀礼 (岩波文庫)

通過儀礼 (岩波文庫)