漁書日誌 3.0

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五反田遊古会展

国会図書館を切り上げて、五反田の南部古書会館へ到着したのが17時50分。階下などピャッとみただけで本を漁るということすらままならず、二階へ。

シェリング「学問論」(岩波文庫)250円
小川和佑「桜の文学史」(朝日文庫)200円
伊藤潔「台湾」(中公新書)200円
雑誌「少女座」特集:森茉莉の世界1500円
といっても五分足らずではなかなか見切れず。今日は黒っぽい本もけっこうあったので、じっくり見ればそれなりの面白いものもあったのではないかと残念である。適当に文庫新書を買ったが、それでもまあ、注文した「少女座」は当たった。森のお茉莉関係としては、やっぱり持っておきたいところだ。
で、一方の本部会館で今日からの我楽多市古書展だが、注文していた小山内薫「大川端」(春陽堂)重版凾欠1050円はハズレた。縮刷の後版の方である。ハズレたし、時間もないしで本日は神保町はパス、ということで、明日向かうかもしれない。
それと曽根中生。いま渋谷のシネマヴェーラで特集をしているのである。何だか忘れているウチに、一番見たかった大和屋竺脚本の「大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート」(1975)が終わってしまった。おそらく昨年の「空気人形」なぞよりグッとよい映画の筈。
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