漁書日誌 3.0

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神保町

神田古本まつり2日目

2日目の土曜日、快晴。10時スタートだが、10時半過ぎに靖国通りに到着。ざっといくつかのワゴンを見てから、すずらん通りのブックフェスティバルを見て回る。新刊書店が在庫を割引価格で放出するのである。 3年ぶりということもあってかかなり混雑。往時その…

久方ぶりの特選&青展

コロナでずっと中止続きであった神田古本まつり、今年はようやく開催ということで、久々に赴いてきた。まずは古書会館での特選。9時50分くらいに会場到着してみると、20人くらい並んでいたか。私が最後尾に着くと、その後も10人くらい並ぶ。趣味展よりは少な…

6月の蝉の鳴き声

とにかく暑い。6月末に梅雨が明け、7月末かというような気候が続いている。木曜日、多摩センターの先の方に行ったらもう蝉が鳴いていた。 久方ぶりの学会発表などがあり、バタバタしていたら買った古書も記さぬままにいつの間にか7月になってしまった。色々…

神田古本まつりから趣味展そして雨

ようやく春めいてきたかと思ったら急に寒くなったり、不安定な天候。木曜日、神田古本まつりというので、午後、ゆっくりと見にいく。 「上田秋成全集一」(富山房百科文庫)昭和13年11月10日初カバ200円 マダム・マサコ「実用とシック」(カッパブックス)昭…

宴のあと

さて、神田古本まつりも最終日である。 本日は扶桑書房に立ち寄ってから、最終日の靖国通り沿いの古書屋台をダラダラとみてまわった。 まずは申し込んでいた本の引き取りから。 川島幸希編「近代文学署名本三十選」(日本古書通信社)令和元年11月3日 限定50…

魯鈍な春

一昨日だったか、扶桑書房の目録速報が届いた。既に売り切れていたものもあったが、しかし、個人的にはこれというものを確保できた。小川未明の本、2冊である。これはこのブログでしばしば書いて来たことであるけれども、繰り返せば、例えば小山内薫の戯曲で…

青空市から愛書会、扶桑

木曜金曜土曜と立て続けに神保町に出ている。木曜日は、他に用事で都内に出るついでにとちょっと立ち寄って、盛林堂のワゴンを覗いて買い物をした。金曜日は、愛書会を覗いてから靖国通り沿いの古書ワゴンをザーッと見て行って、盛林堂のワゴンでまた買い物…

神保町ブックフェスティバル/レイクサロン

神田古本まつり神保町ブックフェスティバル2015に赴く。 端的に、いつも神田古本まつりで期待しているのは、特選古書市とすずらん通りなのである。昨年は雨天中止だったような気がする。すずらん通りのは、各出版社がワゴンを出して、在庫を放出するというも…

神田古本まつり特選古書即売会

年に一度の特選、である。 寝不足のなかを早起きして、古書会館に到着したのは9時50分頃であったろうか。既に古書会館の扉は開けられていて、地下の会場へ降りる階段に列が出来ている。といっても、ワタクシが到着した時には列はトイレの脇くらいに到達して…

神田祭見て漱石本

土曜日。愛書会古書展二日目。といっても注文品もなく、終わり5分をチラッと覗くのみ。そして何も買わず。古書会館を出て、駿河台下の交差点のところ、神田祭での御神輿が。 その後、扶桑事務所に行く。そして、漱石の本を3冊購入。 夏目漱石「門」(春陽堂…

青展、ブックフェスなど

先週の特選古書即売会、それから青展、そしてすずらん通りのブックフェス。特選行っても青展はまだだし、青展始まったと思ってもブックフェスは翌週だし、なんだか客足確保を第一にどれだけ引き延ばせるか作戦のようだけれど、ワーッという熱狂は醒めダラダ…

日曜日の神保町

これは昨日東大駒場で開催されたダヌンチオ国際シンポジウム「国際詩人の軌跡とMishimaが交わるとき」を聞いたあとに同博物館で展示中の「ダンヌンツィオに夢中だった頃」展を見た時のもの。メインの目的はシンポジウムで、井上隆史先生の「聖セバスチァンコ…

一応、青展。

金欠戒厳令のためにほとんど動けず、神田古本まつりも先週以来まったく行けてはいないのである。本日、ちょいと用事で都内に出るついでにと、神保町に出る。これで何かあっても買えないなあ、と、はじめからケチケチと、おやつは500円以内、を守って流す。「…

平成24年度神田古本まつり特選古書即売展

とうとう今年もこの日を迎えました。が、今年は古書露店の青展一日前に古書会館の即売展、翌日から青展+すずらん通りというスケジュール。残念ながら明日は三島由紀夫文学館での催しに参加するために神保町には行けず、なおかつ日曜日は雨という天気予報。…

青展戦果・すずらん通り篇+初版本伝説

さて、土曜日より、すずらん通りでの出版社ブースが出る。各出版社がブースを出し、在庫分やら傷本のセールをするのである。古書ではプレミアムがついていたり、学術系でそもそも定価が高いものなどは、かなりお得価格で入手することも出来、実はこちらも前…

青展戦果・古書会館篇

青展である。神田古本まつり特選古書即売展。 今朝は七時に起床、仕度、出発。会場の本部古書会館到着は九時少し過ぎ。その時点で八人目。やはり開場十五分前くらいになると続々とお客が列をなす。十分前に入口のガラスドアが開けられ、階下の会場入口まで。…

神田古本まつり青空掘り出し市・すずらん通りブックフェス

さて、昨日も書いたように、今日こそはブラブラと古書をみてまわれる、という風に思っていた。そして、何よりも、いまそこそこ期待しているのがすずらん通りのブックフェスだ。ここの筑摩書房のブースを特に。品切れとされているちくま学芸文庫が出ないかな…

神田古本まつり青空掘り出し市・特選古書即売展

さて、青展である。 金曜日に赴いたのだが、土曜日は朝一番から仕事で出かけていたので今から記す。 で、青展の古書展は、毎年、朝一番には赴き、だいたい先頭から十番以内には並んで、開場と共に鬨の声をあげて会場になだれ込みあきつを狙うということをし…

七夕下見+松井画集

まずは「松井冬子画集」(エディシオン・トレヴィル)特装版から。16800円。六月に予約した成山画廊から本日宅急便で届く。 成山画廊予約分は、希望者には献呈署名が入る(通常は画家署名のみ)、せっかくなので入れて貰った。 輸送用段ボール外函入り。本体…

金曜日神保町

ちょっと調べモノに国会図書館へ行き、その後、神保町へ出る。 今日は新興展か、まあいいか、ということで図書館を出たのは18時半。神保町に到着したのが19時頃。田村なども既に閉まっている。 で、古書モール。 こんなものを購入。大曲駒村「東京灰燼記…

下町展

昼過ぎまでかかってようやくひとつ原稿仕事が片づいた。メール入稿して、あー疲れたという具合。 しかし今日は金曜、ということで、このまま寝ずに神保町に出るか、と。 本日は下町古書展。 目録には、前にも書いたが、雑誌アドニスの後期の方のバラが2冊出…

まど展ほか

本日は窓展初日。 といっても注文品はない。今日は、いつもと違ってけっこう早めに会場に到着。といっても、17時だが。 で、丸々一時間ほど見て、買ったものは、これ。 相も変わらず安いものばかり。千円以上のものはなし。 独歩「武蔵野」(大鐙閣)大正6年…

土曜日・雨・神保町

昨日、てっきり神保町で古書展があり、国会図書館の帰りに立ち寄ろうと思っていたのだが、蟄居、ということで、外出せず。で、何展だったかと調べてみると、本部会館では何も開催なしで、南部会館にて散歩展のみであった。 ということで本日、国会図書館で用…

(丸山明宏)と天才

所用で、池袋の先の方まで行ってきた。 所用が終わった後、久々にそこの土地の古書店をまわる。何だかブックオフには澁澤関係コーナーとかがあり、結構安めに古書が並んでいた。これは相場からすると安いなあという澁澤ではない人の画集とかもあったのだが、…

モール

国会図書館の帰りに、先日から、これはいいや、と見逃していたが、やはりちょっと必要になった書籍を購入しに、神保町古書モールへ行く。 本を買ったら、200円の金券をくれた。常田書店の棚は全品半額であった。が、何も買うものはなかった。否、あったかも…