漁書日誌 3.0

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青展、ブックフェスなど

先週の特選古書即売会、それから青展、そしてすずらん通りのブックフェス。特選行っても青展はまだだし、青展始まったと思ってもブックフェスは翌週だし、なんだか客足確保を第一にどれだけ引き延ばせるか作戦のようだけれど、ワーッという熱狂は醒めダラダラやっている印象しかないなあと思う。それで雨天中止になったらしょうもないとも思うが、今年は二日目の今日は気温も高く過ごしやすい日で、印象とは別になかなかの盛況ぶりであった。

青展のワゴンでは文庫本数冊買ったのみではかばかしくもなかったが、とにかくすずらん通りのブックフェスは毎年期待しているものであった。
平凡社筑摩書房青土社青弓社藤原書店そして森話社。お勉強用の学術本などが安く買える。目当てと言えばそれくらいである。だいたい1冊千円の投げ売りだが、これが最終日になると少し値下げしてくれたりする。定価の半額くらいではケチケチして買わない。

今回買ったもの。
どれも古書で安くケチケチと探していたものだったのでよかった。古書店だともう少し値段を付けるであろうが、出版人に聞くシリーズのが800円であとは千円。本当は最終日の閉場間際にもう一度行けば、捨て値でもうちょい安く買えるのだがなあ。
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10月24日から明日3日まで、東京堂でやっている「榛地和装本展」だが、これも先日じっくりと見てきた。とりわけ東京堂の外のショーウインドーに飾られている三島由紀夫『サド侯爵夫人』私家限定4部本。おいおい、直射日光あたるんではないか、大丈夫かと思うところもあるが、ビシッとディスプレイされていた。無料パンフは、店員さんに聞くとくれたが、置いておくとドサッと持って行ってしまう輩がいたのかなあ、などと思ったことであった。