漁書日誌 3.0

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写真関係

雨のち晴れ、湿気

週のtagewerkが木曜で終わりぐったりしてよく寝ることができた。そして金曜日。和洋会と五反田遊古会があり後者には注文品。明日用事で神保町に出るので、五反田優先ということで向かう。とはいえ、家でグータラ午後まで寝ていたのだが、寝ている間に雨もす…

年明けからそして三島旧蔵書まで

正月があけてから、もう成人式も終わった。正月気分もすっかり抜けて、というか、ここ10年ほど季節感が希薄で、とりわけ今年などは年末の押し詰まった感じやら正月の気分やらも特になく、休みがあった分たまった仕事やらに忙殺される日々に自然と接続といっ…

五反田新宿

まずは五反田へ向かう。五反田遊古会古書展。注文品はない。1階のガレージをじっくり見て行く。よく見かけるシェークスピア全集の端本に、なにやら「嘉香校正本」と手書きの帯が巻かれているものが10冊くらいある。赤字で誤植などが細かく直してある。これは…

買った本、いただいた本

いただいた本。もうかなり前にいただいていたにもかかわらず、ここでの紹介が遅くなってしまったもの。 反戦後論作者: 浜崎洋介出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/05/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る浜崎洋介「反戦後論」(文藝春…

五月の雪国に紅葉

ちょいと所用で地元繁華街に出たついでに、久々によく行く古本屋を覗いたらオッというものがあったので購入。 濱谷浩「雪国」(毎日新聞社)昭和31年3月30日初版カバ凾欠1500円 田村泰次郎「わが文壇青春記」(新潮社)昭和38年3月20日初版カバ500円 写真集…

師走の五反田遊古会

18時より神保町にて忘年会があったため、ゆっくり見ている余裕はなくザッとまわる。注文品は一点、写真集である。 深瀬昌久「hysteric Twelve 深瀬昌久」(ヒステリックグラマー)カバ欠2500円 小田久郎「戦後詩壇私史」(新潮社)カバ帯500円 福永武彦・中村…

趣味展逃して

金曜日。趣味展である。朝イチに行きたかったのだが、まあ仕事があり無理で、夕方赴く。30分くらいまわって、結局三冊。 島崎藤村「新片町より」(左久良書房)明治43年1月1日4版カバ欠500円 斎藤充功「刑務所を往く」(ちくま文庫)200円 共同通信社会部編…

五反田アートブックバザール

国会図書館で調べ物&コピーなどしてから五反田へ。神保町では下町古書展もあったのだが、注文品があったので五反田へ。といっても、図書館を出るのが遅くなりこのままでは間に合いはしそうだが会場を見る時間は全くないかも、ということで、永田町駅をダッ…

赤坂金閣など

三島由紀夫原作、宮本亜門演出「金閣寺」凱旋公演@赤坂ACTシアター 昨年地震前に初演を観に行って、今度は再演版である。明らかに印象が変わった。それもその筈で、上演時間が30分くらい短い。前半などはよりテンポアップしていたし、後半も盛り上がりのク…

細江英公展+満珍全席そして黒蜥蜴情報

昨日たまたま銀座などに出たら、それぞれ初日の展覧会があったので立ち寄ってきた。 細江英公展「鎌鼬」@BLDギャラリー まずは「鎌鼬」で、その次が「シモン私風景」、「おとこと女」等といったふうに写真集別に別れて展示があり、5月まで続く。「薔薇刑」…

アレレ・オケラ

いや実はお金がないから困っているこの時期にまたこんなものを買ってしまう。やはりビョーキなのであろう。 篠山紀信「オレレ・オララ」(集英社)初版背少褪色署名入3000円 近頃大道だ川田喜久治だ細江英公だと写真づいていて、その勢いからかもしれない。…

薔薇刑余話

さて、先日ようよう完全復刻版の「薔薇刑」も買ったことだし、ということで、「薔薇刑」の話を少々。元版の「薔薇刑」はやはりワタクシが追っかけている三島由紀夫という作家とその作家像という問題を考える上でも極めて大きい要素があるものであったから、…

雨の和洋会

雨である。 雨の神保町、16時過ぎ。和洋会の会場。雨にもかかわらず、相変わらず盛況である。注文品はないし、今日はいつもより早めに来たので、じっくり会場を一周出来そうであった。でまあ、今日は入口近くのとこに出ていた、ふみくらの棚が個人的には好感…

薔薇刑は銀輪にのって

昨年、発売と知るやいさんで予約した、完全復刻版・細江英公写真集「薔薇刑」ですが、本日ようよう引き取ってきました。 大沢類復刻総指揮、細江英公・杉浦康平監修、限定500部記番・細江署名入、題簽付き段ボール外凾付きで、50000円。これが税込み52500円…

聖なる世界

さて、本日は高円寺古書展の初日であった。注文した品は、写真集とボール表紙本。まことに妙な組み合わせではある。それはそうと、数日前からグッと冷えるようになった。今日も寒い。 会場に着いたのは17時半過ぎ。既に閉場間近で外は真っ暗である。まずは入…

続・薔薇刑復刻版

仕事の帰りに、bunkamuraにあるナディッフに立ち寄り、今度出る復刻版のチラシでもあれば、ということで見てきた。 しかし店を見回してもチラシはなく、まあ、まだないかと思いきや、店員さんに聞くと、届いたばかりです、という包みを開けてもらい一部頂く…

薔薇刑復刻版!

細江英公写真集「薔薇刑」が完全復刻版として来月発売されるとのこと。価格は50000円。国内限定500部。 「薔薇刑」は今まで三種類出ており、昭和38年に集英社から最初に出た杉浦康平装幀の初版。昭和46年に今度は横尾忠則装幀で中身の写真なども多少変えた「…

趣味展とか

趣味展初日。 注文品はなし。いつものように遅くなり、閉場五分前に到着。時間がないのでほぼ扶桑の棚のみ見る。 で、結局拾い出したのがこの雑誌一冊。「文章倶楽部」(大11・1)1000円。表紙絵は懸賞の斎藤勇。 お目当てはその内容で、表紙を見ただけでこ…

五反田と恵比寿

本日は五反田古書展。 国会図書館に立ち寄ってから赴く。 閉場15分前に到着。しかし財布の中身が空っぽという事態に気づき、あわてて近所のコンビニにおろしにいったら残り10分しかなく。ザーッと会場を回って買ったのは、ガルブレイス「ゆたかな社会」(岩…

野島康三の蔵書印

野島康三の蔵書印と筆跡。 魚山堂の目録より。 微妙なような気もするが。 谷崎潤一郎の蔵書印のあるセクソロジーの本とか、欲しいものである。