漁書日誌 3.0

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占領期文化

2月の窓展

窓展。今年最初の窓展である。ということで、いつものように開場15分前に古書会館に向かったのだが、バスが遅れ電車も遅れ、いつも通りきたのにも関わらず会場到着は10時3分くらいに。 まずはあきつ書店の棚へ。かなりの混み合い。なんだろう、趣味展の扶桑…

1日のみの古書展

6月18日金曜日、1日のみ本部古書会館で新興展古書展が開催されるとのことで、夕方行ってみた。緊急事態宣言以降、もう数ヶ月本部古書会館では古書展をやっておらず、ほんとうに久しぶりである。 もちろん新興展であるので6割方は和本なのだが、それでもこう…

年明けからそして三島旧蔵書まで

正月があけてから、もう成人式も終わった。正月気分もすっかり抜けて、というか、ここ10年ほど季節感が希薄で、とりわけ今年などは年末の押し詰まった感じやら正月の気分やらも特になく、休みがあった分たまった仕事やらに忙殺される日々に自然と接続といっ…

占領期二題

昨日から早稲田ではじまった「雑誌に見る占領期」展に行きたいと思い、今日はまず古書展の前にいってきてしまおう、と、神保町ではなく早稲田に向かったのであった。 9月に入り、なにかすっかり秋の空気が感じられるような気もするが、といって、まだ夏の残…

大雨のあとの紙魚

紙魚展初日である。空は少々雲はあるが青空、既に秋の空といった趣があるのは、昨日までの雨上がりだからかもしれない。親戚が水海道にあり、中継など長時間見ていたことでなんとなく気疲れしたということも心理的に影響したのかもしれない。 で、2点注文し…

すっかり秋な窓展

まだ8月である。しかし今日は半袖では寒かろう。ここ数日そういう肌寒い・とても8月とは思われない陽気が続いている。もう夏も終わりかというのを一段飛び越えてもう10月のような身体感覚が、あれまだ8月だよなあという認識と齟齬を起こしたような、そういう…

冬の趣味展

趣味展初日。いつものように、9時40分頃古書会館に到着すると、会館前に列んでいるはずの行列が全く見えない。あれれ、もしかして期日を勘違いしていたかと一瞬思ったのだが、寒いので早めにドアを開けられたようで中に行列していたのであった。それでも、今…

寒い日のまど展

まど展初日。 開場18分くらい前に到着。既に先頭集団に入れないので、今更と喫煙所で一服する。しかし寒い。快晴であるがなにしろ強い冷風が体温を奪う。荷物を預け列んでいると、やはり開場10分前くらいに続々と客が来る。で、開場。まどの朝イチは久々であ…

趣味展朝イチ

今日はいろいろな都合があって、朝から用事があり、完全夜型のワタクシ一睡もせずそのまま都内に出、せっかくなのだからと趣味展に列んでやろうと意気揚々、開場10分前に到着。しかし同じく列んでいた友人に聞くと、いつもの趣味展より人が多く列んでいる由…

西部古書展

西部古書会館である。本日は西部古書展である。初日は昨日で、日曜まで。高円寺はよいのだけれども、交通費がバカにならない。 高山宏「ふたつの世紀末」(青土社)カバ帯1800円 パトリス・フリッシー「メディアの近代史」(水声社)カバ帯2100円 谷崎潤一郎…

城南展

本などを売ってカツカツ生活しているさなかだが、やはり古書展には精神衛生上行かないと…ということで、城南展の初日である。白玉書房の「塚本邦雄歌集」函帯5000円とか、実はちょっと注文したかったのだが、まあ今の状況では無理であった。 で、会場に閉場…

扶桑の胡蝶本祭+まど展初日

清水の舞台から飛び降りる覚悟で臨んだといったら大げさに受け取られるかも知れないが、低所得でワーキングプアな人間にとって本日の古書の総額はそれこそ大変なものだ。正しく「大変」である。しかし、ここはいっとかないと駄目でしょう、という現場に出く…

杉並展

杉並古書展の初日である。 午後、家を出て電車で向かう途中、今まで一度も下車したことのない駅に下車。最寄り駅から数駅の所である。ちょいと入り用の本をネット古書で注文して、直接出向くのも可というので取りに来たのである。線路沿いにある店なので、数…

ネット注文の古書など

今日の古書。 古書を買ったり、あれこれの支払いなどしていたら、もう金欠気味である。和洋会、城南展と続くのに。 写真は、昨日今日と届いたもの。 エイベル「メタシアター」(朝日出版社)カバ900円 雑誌「幻影城」(1978.6-7)1000円 「日米日常会話」(…

五反田遊古会にて進駐軍

金曜日。本当は神保町での下町展に立ち寄ってから、と、思っていたけれども時間的に無理そうなのでやめて、五反田へ直行。五反田遊古会初日である。注文品は二点、そのうち一点のみ当たり。 まずは一階の外台をザッと見ていく。何故か知らないが、西部邁の単…