漁書日誌 3.0

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雨のち晴れ、湿気

週のtagewerkが木曜で終わりぐったりしてよく寝ることができた。そして金曜日。和洋会と五反田遊古会があり後者には注文品。明日用事で神保町に出るので、五反田優先ということで向かう。とはいえ、家でグータラ午後まで寝ていたのだが、寝ている間に雨もすっかり止んで、快晴。

会場に到着したのは17時10分ごろ。まずは1階ガレージを見て回る。赤江瀑の単行本がー1冊200円でズラリとある。これだけあっても売れないのだな、赤江買う人は文庫で揃えるのかななどと思ったことであった。1970年前後の朝ジャーが山のようにある。これはもしかしてと漁る。あった。

ガレージ分の会計をして2階へ。リミットは20分。急いで回るが、最後は駆け足になってしまった。新書1冊200円のところはもっとちゃんと見れば古くて面白そうなものがあったのではないかと思う。それから、細江英公の写真集「抱擁」の函と帯欠でなおかつカバーと本体に水シミの本が2000円であった。本文はまずまずなのでこれを抱える。注文品はハズレ。第一書房の「夜のガスパアル」特製200部本函壊れ2000円というやつ。リラダンの「残酷物語」特製50部本は売れていたようだ。と言っても、この50部本あんまり魅力がないのだよな…。で、お会計。

シネマ新宿第3回名作上映パンフ200円

朝日ジャーナル」11巻13号200円

岩切信一郎「橋口五葉の研究」(リッカー美術館)200円

村田宏雄「犯罪と探偵」(河出新書)昭和31年7月10日カバ200円

日生劇場「孔雀館」パンフ200円

細江英公「抱擁」(写真評論社)昭和46年5月1日カバ水シミ2000円

上から3点がガレージ、残りは会場で。シネマ新宿のパンフというのは初めて見たもので、ATGがこの劇場で上映したということなのか。裏表紙にアートシアターのロゴが入っている。朝ジャーは、篠山紀信撮影の三島由紀夫グラビアのため。岩切のはタイプ印刷の抜刷り的なもの。「孔雀館」は持っているが、寺山修司修辞のアヌイの芝居。そして「抱擁」である。三島由紀夫序文。水ムレはカバーが酷いが、布表紙にもカビが。それで中身だが、中身はほとんど影響ないのだが、上部の一部がページ同士くっついている箇所があるのと、カビっぽいのがちらほら。函欠でも2000円は激安だが、こういう状態ならば適価かなあと。綺麗なら万越えだしまあいいかと。