漁書日誌 3.0

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ドンピシャ本

川田久長の「活版印刷史」という本がある。明治期の活版印刷、石版印刷の技術発展を丁寧においかけ、オフセット印刷史やら明治期のインクについての論考などもあって、これはマストな文献であろうと前々から探しているのであるが、だいたい古書相場は15000円くらい。高くて買えない。ということで、図書館から借りだして、最低限必要な箇所をコピーして持っておこうかと思っていた。
で、既に借りだしてあったものを持参して、しかも100円ショップの5円コピーでケチケチとコピーしようと思っていたのだが、その前にちょいといつも立ち寄る古本屋を覗いてみたら、なんとその本が棚にあり、価格は2000円であった。やった。しかしすごいタイミングだな。現在金欠戒厳令下でピシピシの生活を送っているのではあるが、これだけは致し方あるまいと購入してしまう。ついでに、2冊。

川田久長「活版印刷史」(印刷学会出版部)昭和56年10月5日凾2000円
梅原北明「続秘戯指南」(文芸市場社)昭和4年8月6日裸痛300円
「地下演劇」2号、500円
活版印刷史」、元版は昭和24年に出ているのだが、解説もついて紙質もよくこちらの再刊版で欲しかったのである。昭和56年で定価8000円だし、類書も多くないということで古書価の高いのもわかるのだが、まあお手頃価格で入手できて良かった。「続秘戯指南」は表紙のノドが切れて外れそうでこの値段。スウェードを使っているので、痛んでポロポロ革の成分があちこちに付着してどうにも困ったものである。「地下演劇」はとうに所持しているが、これは安いのでサブ用と思っていた。が、帰宅してよくよく見てみると、なんと4頁にわたって空白頁があり、まさか誌面も前衛というわけではないだろうが、印刷ミス本であったのはガッカリ。