漁書日誌 3.0

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イベント

こころで聴く三島由紀夫II

三島由紀夫文学館主催「こころで聴く三島由紀夫II」@山中湖村公民館2013年7月6〜7日 ・レクチャー・ワークショップ(講師/篠本賢一) ・リーディング「班女」(演出/小林拓生)制作・J-Teater ・朗読「夏のぶんげい」「伝説」他。 ・リーディング「葵上」…

薔薇十字社外伝@地下の古書市

本部古書会館で催された地下の古書市、そのイベントとして13時より「薔薇十字社外伝」元・薔薇十字社の川口秀彦氏トークショー(聞き手・内堀弘)。これを聞くために赴いてきた。 会場には30人はいなかったようにも思う。いつもの古書展の時に帳場になってる奥…

予告:梶井基次郎展

■梶井基次郎展■ ■於:秀明大学(千葉県八千代市) ■2013年11月9日(土)〜10日(日) ■「愛撫」「闇の絵巻」自筆原稿や全集未載の梶井書簡、署名本などを公開する他、学生の企画による展示など。梶井関連作家の肉筆資料等もあわせて展示。 *昨年の芥川龍之介展…

三島イベント

こうくるか……なかなか怪しげなイベントである。デーモン閣下の邦楽維新Collaboration デーモン閣下が三島由紀夫の楯を突く! ■朗読歌唱/デーモン小暮 松田美由紀 人形舞/ホリ・ヒロシ ■2013年3月16日■横浜みなとみらい大ホール

まど展など

まど展初日。といっても所用など済ませてから会場入り、閉場1時間前。強者どもが夢のあと、という感じであった。とはいえ浪費をしなくて済んだと思えば。 飯島正「ぼくの明治・大正・昭和」(青蛙房)カバ700円 「早稲田文学」明治39年6月号300円 「映画評論」…

雨の土曜

昼くらいから雨。今日はまず先日行けなかった太田記念美術館で開催中の芳年展に赴く。雨だからすいているだろうと思いきやかなり混雑。英名二十八衆句ほか連作モノ、新聞錦絵など。図録は2500円。欲しかったが、この後を考えて断念。それから雨の中を北参道…

芥川龍之介展にて「鼻」を見る。

芥川龍之介「鼻」の完全原稿初公開という芥川龍之介展@秀明大学学園祭に赴いた。 本当は、もう少し早く赴いて引き上げた後に神保町に向かって350回記念の愛書会にいく予定であったのだが、グズグズしていたせいであえなくその予定は潰えた。愛書会会場で買…

平成24年度神田古本まつり特選古書即売展

とうとう今年もこの日を迎えました。が、今年は古書露店の青展一日前に古書会館の即売展、翌日から青展+すずらん通りというスケジュール。残念ながら明日は三島由紀夫文学館での催しに参加するために神保町には行けず、なおかつ日曜日は雨という天気予報。…

五反田に行けず

五反田で開催中の本の散歩展には行きたかった。 スケジュール的に無理で、ギリギリ神保町に立ち寄る時間がとれたものの、15分くらいしか見られず、それならと古書会館での洋書展を諦めて幾つか路面店を見る。また神保町画廊などにも立ち寄り、所用先で横田沙…

トークとそして中央線展

今日は日本近代文学館内のBUNDANという新しく出来たカフェにて、「アイデア」の9月号〈日本オルタナ出版史1923〜1945〉の記念トークショーがあるために駒場へ赴く。13時半開始。限定30名が予約殺到で急遽人数を増やし会場を会議室ホールに移した由で、今回構…

告知:芥川龍之介展

生誕百二十年・没後八十五年 ■芥川龍之介展■ ■2012年11月3〜4日 ■秀明大学「飛翔祭」@千葉県八千代市 ■一般公開初となる「鼻」「開化の殺人」「山鴫」「浅草公園」の完成原稿一挙公開! 他、初版本等々展示されます。

七夕古書大入札会2012

七夕の季節である。そして昨日は知らないが、今日は雨。といってもポツポツ程度。まあ今回の目玉は岩波茂雄宛宮沢賢治書簡だろうが、パッと見ただけで、自分の興味あるものだけを手にとって見る。 谷崎潤一郎「春琴抄」朱漆本、三島由紀夫「岬にての物語」限…

愛書会には間に合わず

本当ならば今日は、まずは見逃していた「妄想芸術劇場・ぴんから体操」@ヴァニラ画廊の最終日に駆け込んでから、昭和文学会を聞きに行き、終わったら神保町に出て扶桑書房に行く予定であったのだが、まあそう物事は考えたようにスムーズには運ばず。ぴんか…

細江英公展+満珍全席そして黒蜥蜴情報

昨日たまたま銀座などに出たら、それぞれ初日の展覧会があったので立ち寄ってきた。 細江英公展「鎌鼬」@BLDギャラリー まずは「鎌鼬」で、その次が「シモン私風景」、「おとこと女」等といったふうに写真集別に別れて展示があり、5月まで続く。「薔薇刑」…

東京古典会

東京古典会の百周年記念の古典籍入札会の一般下見が今日明日なので、雨ではあるが今日赴いた。といっても、いわゆる古典籍を見に行ったのではなく、今回は三島の未発表書簡が出品されるというので見に行ったのであった。まあだから、見るものは一つだし、と…

すずらん通り

昨日からやっている神保町・すずらん通りのブックフェス。本日夕方に赴いた。いろいろと聞いたところでは、定価高くて買えなかった本が半額とか、藤原書店は1冊千円とか、しかもけっこうよい本が出ているということであった。といっても、もういいところはす…

神田古本まつり・特選古書即売展

さて、青展である。 例年の如く、開場10時の一時間前には会場に到着。昨年は二番目だったが今年は六番目であった。待つこと45分、古書会館のドアが開き、地下の会場入り口まで。あと10分、あと5分と、開場までの時間がジリジリと待たれ、ようようスタート。…

本やらイベントやら

青展を控えているが、その前に幾つか展覧会などまわる。昨日はフェスティバル・トーキョーのカオス*ラウンジによるカオス*エグザイル@秋葉原に行ってきたが、今日は、水曜日は21時まで開館しているということで仕事後に駆け込んで、草間弥生Kusama's body Fe…

橋口五葉展+「金閣寺」凱旋公演

会期ギリギリになってしまったが、ようよう千葉市美術館で開催されている橋口五葉展(6月14日〜7月31日)に赴いて来た。約100年ぶりに公開という「黄薔薇」(今回のチラシなどに用いられている)の展示ほか、かなりの数の鉛筆デッサンや手紙、手帖、それから…

七夕古書大入札会下見

土曜日の夕方16時過ぎに会場到着。閉場は17時、ザッと見て回る。四階と地下一階のみ。 直に手にとって見たかったのは三島由紀夫の戯曲「アラビアン・ナイト」の原稿38枚というもの。38枚といっても、タイトルと著者名で一枚、登場人物一覧で一枚、三枚目の台…

タルホ展

去る1月23日の日曜日、「6次元の稲垣足穂 古多仁昴志タルホグラフィー展」@荻窪・6次元に赴いた。この展示のイベントである「ギャラリー・トーク・稲垣足穂さんを語る夕べ」に参加するためである。でまあイベント前にささま書店に立ち寄って、それから参加…

五反田と展覧会と

五反田遊古会初日。国会図書館で調べモノをしていたらギリギリになり、コートを着てきたので汗だくになりながら電車を乗り継ぎ五反田駅を下車、ダッシュで会場に向かって到着したのが閉場10分前。外台を見る暇もなく、二階の会場をザッと見て回って数冊。注…

神保町ブックフェスティバル+α

さて、懸念された台風も無事それて通過し雨の上がった本日。一昨日は朝一で神保町、昨日は山中湖で三島文学館のイベントと、実はヘトヘトでとても午前中に起きてなど無理な状態。ということで、お昼過ぎに起床しノロノロと夕方神保町へ。というのも、今回も…

神田古本まつり2010

昼夜逆転的生活をしているせいか、早朝起きてということに不慣れである。身体的にという意味で。だから、朝一に駆けつけようと思うと、まず寝付けず、結句ドロドロの寝不足で古書展会場に列ぶことになる。今年も青展は列んだ。昨年は本当のヒットで、年々よ…

三島関連イベント他

まずは、本日学習院大学にて開催された三島由紀夫関連イベント。 活字文化公開講座in学習院/平野啓一郎「ニヒリズムと否定性」、平野啓一郎・中条省平対談「学習院と三島由紀夫」。それぞれ一時間ずつで、終了後に平野サイン会。聞くところによると、定員30…

七夕の古書そして人魚の話

昨夜、ある人から連絡があった。本を処分するのでもし君が欲しい本があれば持っていっていいよ、と。文学系の本、ということだったので、研究書や評伝などあんまり古いのはいらないが、使えるのがあるかもしれない、と、今から思えば不遜だが、向かうことに…

[覚書]武智鉄二シンポジウム

さて、今日は所用で渋谷に出て、帰りしなに、そういえば今日は、いま実録犯罪物特集をしているシネマヴェーラで見たかったあれがやっていたのでは…ということで、映画を観てきた。 「さらば、わが友 実録大物死刑囚」東映、1980 中島貞夫の監督作である。カ…

週末困惑

銀座のヴァニラ画廊で開催中の「人造乙女博覧会II」、いわゆるラブドールの展示で、「盲獣」じゃないけれど触感開放のも一体あり、実物見てみたいと行ってきた。まあ、平成の生人形といったところ。だが、顔がみんな子供ばっかり。もうちょっと嗜好性あれこ…

扶桑書房100号目録/森開社40年記念展

先日届いた扶桑書房100号目録で注文したものが届いた。 もちろん、いつもの目録ではなく、100号記念ということで判型も大きく前半の方は一人展と同じくカラー写真の頁になっている。中村正直訳「自由之理」上下袋付から宮部みゆきまで、出ているものもバラエ…

荻窪から吉祥寺

吉祥寺の「百年」で催された「明治大正昭和 不良少女伝」刊行イベント−女の子が夜になっても遊び続ける方法−に出かけた。少し早めに出て会場に向かう途中、荻窪駅で下車。こちらの方は普段あまり来る機会もそうはないので古本屋途中下車チェックをしたかった…