漁書日誌 3.0

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[覚書]武智鉄二シンポジウム

さて、今日は所用で渋谷に出て、帰りしなに、そういえば今日は、いま実録犯罪物特集をしているシネマヴェーラで見たかったあれがやっていたのでは…ということで、映画を観てきた。
「さらば、わが友 実録大物死刑囚」東映、1980
中島貞夫の監督作である。カービン銃事件、メッカ殺人事件、三鷹事件等々の死刑囚が集まる拘置所で、グランドホテル形式でそれぞれのエピソードを見せるというもの。視点人物はカービン銃事件の主犯で、最初死刑判決が下ったが、法律の猛勉強をして後に無期懲役を勝ち取るというストーリー。共犯のチンピラに役所広司が出ていたり、メッカ殺人事件の犯人役が石田純一だったりしていた。
まあそんな映画のことはどうでもよいのだが、劇場で貰ってきたチラシに、武智鉄二のシンポジウムのものがあった。これは行かなくては、と、思った。歌舞伎だけではなく、当時の前衛的パフォーマンスなど、何故というくらいいろいろやっている人物。従来はほとんどキワモノ扱いでバカにされてきたきらいがあると思うのだ。でも、あそこまでいくと、もう何者かだと思う。
明治学院大学シンポジウム 武智鉄二・伝統と前衛
http://www.meijigakuin.ac.jp/event/archive/2010-05-11.html