漁書日誌 3.0

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荻窪から吉祥寺

吉祥寺の「百年」で催された「明治大正昭和 不良少女伝」刊行イベント−女の子が夜になっても遊び続ける方法−に出かけた。少し早めに出て会場に向かう途中、荻窪駅で下車。こちらの方は普段あまり来る機会もそうはないので古本屋途中下車チェックをしたかったのである。本当は、阿佐ヶ谷、荻窪西荻と見ていきたい店があったのだが、それほど時間もなく取り敢えず荻窪ささま書店へ。

寺田操「都市文学と少女たち」(白地社)カバ帯525円
粕屋一希「作家が死ぬと時代が変わる」(日本経済新聞社)カバ帯525円
ジョージ・L・モッセ「男のイメージ 男性性の創造と近代社会」(作品社)カバ1680円
「男のイメージ」は探求書、安めに見つかってよかった。そして粕屋氏は元中公の編集者。三島の「文化防衛論」を担当している。「都市文学と少女たち」は、尾崎翠金子みすゞ林芙美子なんかを追いかけている本だが、某芥川賞受賞作家宛の手紙と献呈箋が挟み込まれていたので買ってみたというもの。
まあその後、吉祥寺へ向かい、上記のイベント参加。歌とトークというもので、満杯の盛況であった。
そして、古書を買ったり呑んだりして、またたくうちに金欠統制令施行である。