漁書日誌 3.0

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小雨けぶるぐろりや会

本部古書会館、17時。本日はぐろりや会古書展初日。注文品はない。午前中から小雨。もうこの時間になると、雨のせいか会場もひっそりとした感じで閑散としている。ザッとまわって以下のものを購入。

中野好夫「文学の常識」(角川文庫)100円
島尾敏雄「夢の中での日常」(角川文庫)100円
篠原勝之「嵐の中をアカ犬が走る」(角川文庫)100円
見世物学会学会誌「見世物」3号520円
昨日、扶桑書房100号目録が来て思わずドカンと注文してしまったので、もう何もかもケチケチといきたい。でまあ、会計してもらいましょうかそろそろ、という閉場間際、会場に大声が響いた。何だ、と、思いきや、客同士が揉めて、この野郎とか警察呼べとか騒ぐのが聞こえる。会場は閑散としているので余計に響く。まわりはいたって冷静。会場は、なんとも白々しいような空気に包まれた。
その後、会計して貰い、お手洗いによって出てくると、既に巡査が五六名来てなにやらやっていた。外に出ると古書会館の前にはパトカー二台も。
古書会館にパトカー来てるのを見かけたのはこれで二度目。一度目は、まだ建て替える前のここで、十年くらい前。客同士の喧嘩だったろうか、激しいやり取りを耳にしたことがある。その時は下に降りるとパトカーが来ていた(会場が階上にあった時代)が、巡査が五人も六人もという感じではなかった。