漁書日誌 3.0

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古書目録

三匹目の麒麟など

連休初日である金曜日、寒く雨であったこともあり蟄居。このところ、ぐっと暖かくというか暑くなりヒートテック下着すらいらないなと仕舞い込んだのに急にグッと冷え込み、また戻りという不安定な気候が続く。土曜日は一転して快晴、暖かになった。古書会館…

寒い日々の古書など

だいぶ時間が空いてしまった。この間に、池袋三省堂古本まつり、城南古書展があり、また日本の古本屋でも買い物をし、扶桑書房の豪華な目録も届いた。一応記録としてここに書いておきたいと思う。 まずは三省堂池袋本店古本まつり。初日は行けず、2日目にい…

月曜の笛

金曜土曜と趣味展に行って、そして月曜日には扶桑書房目録速報である。 前触れなしにフッと来ている、即チェックして一刻も早く電話、という注文スタイルはいつものことである。今回は、在庫のあったもの1点買いだったが、5千円くらいの3点行くかとも思って…

百年前の不言不語重版

突然のように来るのが扶桑書房目録。気が抜けない。ザッと見てザッと注文。あれこれと欲しいものもあったのだが、予算的なことを考えて二冊。そして今日届く。早い。 国木田独歩「涛声」(彩雲閣)明治40年5月15日初版カバ欠3500円 尾崎紅葉「不言不語」(春…

扶桑目録

月曜日夕方、扶桑書房古書目録が届いた。幾つか欲しいのがあったが、既に売れてしまっており、結局、注文して本日届いたのは以下の二点。 三島由紀夫「真夏の死」(創元社)初版カバ帯4800円 広津柳浪「風流士官」(金港堂)明治37年8月10日初版末尾二葉欠35…

扶桑書房一人展目録

今日、第4回扶桑書房一人展の目録が届いた。この一人展も、もう四回目である。月日が経つのは早い…。で、今回は、ちょうどクリスマスイヴ/クリスマス当日はぐろりや会であり、一人展は26日の日曜日開催というのがいつもとちょっと違うところ。 私見だが、今…

扶桑書房古書目録:近代詩特集

土曜日、上記タイトルの目録が届いた。古通に広告が出ていたアレである。 詩集は範疇外でもあり、ワタクシ自身散文的な人間なので、どうもよく紹介しきれないのだけれども、これは目録自体必須の近代文学資料となりそうである。全部ではないけれども、半分以…

扶桑書房古書目録平成22年夏季号

扶桑書房の夏季目録が届いた。 昨年もここで紹介した、目録自体が限定120部で、奥付に限定記番および所蔵者名があらかじめ記された、掲載商品が超豪華な逸品揃いという要保存目録である。 冒頭に配された店主による「ひとこと」には、〈日々、送られてくる通…

扶桑目録及びここのところの古書

月曜日、扶桑書房からの目録が突然来た。といっても、仕事から帰って夜帰宅してから、自宅に届いているのを見たので、まあ、出遅れの手遅れなのではあるが、仕事帰りに都内在住の友人のところに立ち寄って、帰宅前に目録を見せてもらい(感謝である)、夕方…

扶桑書房100号目録/森開社40年記念展

先日届いた扶桑書房100号目録で注文したものが届いた。 もちろん、いつもの目録ではなく、100号記念ということで判型も大きく前半の方は一人展と同じくカラー写真の頁になっている。中村正直訳「自由之理」上下袋付から宮部みゆきまで、出ているものもバラエ…

扶桑の胡蝶本祭+まど展初日

清水の舞台から飛び降りる覚悟で臨んだといったら大げさに受け取られるかも知れないが、低所得でワーキングプアな人間にとって本日の古書の総額はそれこそ大変なものだ。正しく「大変」である。しかし、ここはいっとかないと駄目でしょう、という現場に出く…

水曜の古書と目録

さて、今日は四通の古書目録を手にした。 ソレをいう前に、今日買った古書。 ネット古書店に注文していたフランクリン・L・バウマー「近現代ヨーロッパの思想」(大修館書店)2100円。(オススメの古書) それからこれは昨日届いたものだが、同じくネット古…