漁書日誌 3.0

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2013-01-01から1年間の記事一覧

ここのところの古書

ここのところ、ネット古書店で見つけて買ったものと、古書展目録で注文していたもの。 森律子「欧州小観 わらはの旅」(博文館)大正2年11月9日凾欠2100円 樫村幹夫「男色の部屋」(光書房)昭和34年8月10日カバ帯2500円 森律子は帝劇1号女優として知られて…

こころで聴く三島由紀夫II

三島由紀夫文学館主催「こころで聴く三島由紀夫II」@山中湖村公民館2013年7月6〜7日 ・レクチャー・ワークショップ(講師/篠本賢一) ・リーディング「班女」(演出/小林拓生)制作・J-Teater ・朗読「夏のぶんげい」「伝説」他。 ・リーディング「葵上」…

三島作品近頃の上演

■shelf volume15『班女/弱法師』 2013年6月28日〜30日@d−倉庫 構成・演出/矢野靖人■劇団四季「鹿鳴館」 2013年6月2〜29日@自由劇場 演出/浅利慶太 影山/平幹二朗■美楽舎「朗読劇画 三島由紀夫篇(「卒塔婆小町」「大障碍」)」 2013年6月22日@The Art…

下町展より扶桑で風呂

下町古書展。初日の昨日、終わり1時間くらいをちらと覗いてきた。ザッと30分ほどまわって文庫本2冊と安部公房の昔の本のみ。それからお勉強用にネット古書注文したものを直接店に受け取りに行く。 そして今日、田村の外台など見て500円ばかり買った後、三省…

扶桑目録から窓展

まずは先日届いた扶桑書房・速報復刊2号での目録注文品である「寂しき都会」。それから本日、窓展初日。たまっている仕事していて朝になって「そうだ今日はまど展じゃないかと」と気づいたが、まあ仕方なし。寝ないで夜までスケジュールはこなせないと判断、…

ぐろりや会には行けず

ぐろりや会古書展二日目の今日、会場に向かったが間に合わず。ネットオークションで落札したものを取りに出品していた古書店へ向かう。向かう途中にちょいと覗いた古書店にて本を買ったりなど。 竹久夢二「春」(研究社)大正15年12月15日初版凾3150円 二葉…

扶桑速報+城南展

今週火曜日であったか、夜半過ぎに帰宅してみると扶桑書房の「速報復刊1号」が届いていた。ご主人の「ひとこと」など読み感慨を覚える。しかしまあ決定的に出遅れた。例えば「荷風集」再版傷3000円とか既にないだろうし(というか瞬殺だろう)、タイミングよ…

古書展行けずに

先週は五反田も和洋会も結局は行けず仕舞い。仕事などあり無理であった。まあそんなこともあって、ずっと注文しようか逡巡していたネット古書店の本を注文してみたり。 小山内薫「一里塚」(植竹書院)大正4年5月15日初版凾4000円 ボワロー「詩法」(人文書…

薔薇十字社外伝@地下の古書市

本部古書会館で催された地下の古書市、そのイベントとして13時より「薔薇十字社外伝」元・薔薇十字社の川口秀彦氏トークショー(聞き手・内堀弘)。これを聞くために赴いてきた。 会場には30人はいなかったようにも思う。いつもの古書展の時に帳場になってる奥…

趣味展

趣味展初日。仕事があり朝イチには行けず、なおかつ昼過ぎに20分ほど見るしか余裕がなく。それでもザッとみて幾つか買う。 岩野泡鳴「悪魔主義の思想と文芸」(天弦堂)大正4年2月7日初版カバ欠背欠1000円 坂ノ上言夫「古典感覚」(朝日書房)昭和8年10月20…

予告:梶井基次郎展

■梶井基次郎展■ ■於:秀明大学(千葉県八千代市) ■2013年11月9日(土)〜10日(日) ■「愛撫」「闇の絵巻」自筆原稿や全集未載の梶井書簡、署名本などを公開する他、学生の企画による展示など。梶井関連作家の肉筆資料等もあわせて展示。 *昨年の芥川龍之介展…

下町展間に合わず

下町展、注文品は無かったのだが、これは間に合うのか間に合うなという感じで会場に向かうも、到着は16時55分。ザッと見たが何も買うものはなかった。その後、田村などサーッと流してから、扶桑事務所。 菊池寛「冷眼」(春陽堂)大正10年6月5日5版凾300円 …

五反田アートブックバザール

国会図書館で調べ物&コピーなどしてから五反田へ。神保町では下町古書展もあったのだが、注文品があったので五反田へ。といっても、図書館を出るのが遅くなりこのままでは間に合いはしそうだが会場を見る時間は全くないかも、ということで、永田町駅をダッ…

本の散歩展

散歩展である。今日は予定が狂い、もうちょっと早く到着する予定が閉場15分前の到着となってしまった。一階も、学術系の高そうな本が200円などで列んでおり、おおと思いきや全てペンの線引きありなど。布装の改造文庫2冊と線引き本を1冊のみ買って二階会場へ…

袖珍2冊

月曜日夕方、ああ出遅れたと思いつつも扶桑書房からの目録に気づく。そしてまさかなあと思いつつも注文を入れてみると、まだあった……ということで本日届いたその注文品。 泉鏡花「紅梅集」(春陽堂)大正9年12月5日7版凾欠少痛5000円 泉鏡花「愛艸集」(春陽…

まど展文庫

まど展初日。注文品は無い。9時半過ぎ古書会館到着。この時間だのに、いつものまど展の列びよりも人数が多いような感じで、今日はなんだろうと思ったことであった。行列は郵便局方面ではなく床屋の角の方に伸びていた。行列の方向に決まりはあるのであろうか…

ぐろりや会

ぐろりや会展初日。注文品一点。夕方から向かう。で、通りがかり、山の上ホテルの火事。 といっても鎮火した後だったようだが、別館が燃えた由。今回は幸い全焼とかそこまで酷いものではなかったようだがあれが燃えてしまったら残念である。 で、それを横目…

メモ:三島演劇

Ort-d.d公演「わが友ヒットラー」@駅前劇場、今日が千秋楽。知らなかった。知っていたら金曜か土曜にでも行ったのに……残念。 前に上演された「美しい星」もそうだが、「ぴあ」みたいなものがなくなって逆に全部ネットになってしまうと、ピンポイントでその…

和洋会など

和洋会古書展、初日。注文品はなし。17時45分会場到着、ザッと見る。1冊も買わず。交通費かけてここまで来て何も買うものがないと脱力する。ある種の欲求不満にもなる。それがあってか、この金欠時にもかかわらず、その後東京堂にて新刊書を二冊購入。カネと…

趣味展

9時36分。既に古書会館前には行列。まあもう後ろの方であるならちょっとくらい変わらないやと列を脱けだし喫煙所で一服。そして10時開場。趣味展初日である。注文品はなく、全て会場で購入したもの。まずはこれ。 中里介山「大菩薩峠 第一冊」(春秋社)大正…

五反田やら

愛書会、五反田遊古会、ともに金曜日初日。しかし愛書会は赴けず五反田のみ。土曜日は谷崎潤一郎研究会があったので古書展には赴かず。注文品もなかった。 シュピールマン「ヴィデオ」(三元社)カバ帯2000円 浅沼圭二「象徴と記号」(勁草書房)ビニカバ500…

城南展ほか

城南古書展二日目。注文品は無し。かなり暖かい。そして花粉が猛烈に酷い。閉場90分前くらいに行き、ザッと一回り。 季刊「思潮」3号300円 「稲垣足穂全集16」(ユリイカ)凾315円 宮本常一「忘れられた日本人」(岩波文庫)200円 田中克彦「ノモンハン戦争…

紙魚展ほか

国会図書館で調べ物をしてから紙魚展へ赴く。最近国会のデジタルデータプリントアウトが格段によくなった。前にはなかった画質調整やトリミングも出来、これならばまあという感じである。で、古書会館へ到着したのは閉場15分前。今日は暖かく、駅から走って…

古書と新刊

新刊書店で新書を買い、帰ってきてみると、ネット古書店に注文した本が届いていた。 ワット「小説の勃興」(南雲堂)カバ帯2620円 グロード他「エッセイとは何か」(法政大学出版局)カバ帯1500円 今野真二「百年前の日本語」(岩波新書)定価 鈴木貞美「入…

リブロ池袋春の古本まつり

本日は池袋リブロの初日。目録には色々と注文したいものがあったが、金欠を考え断念。国会図書館で資料漁ってから行こうと思っていたが結局間に合わず池袋に直行。2時間会場を見て回って最終的に購入したのが以下。 ハチスン「美と徳の観念の起源」(玉川大…

寒い日のまど展

まど展初日。 開場18分くらい前に到着。既に先頭集団に入れないので、今更と喫煙所で一服する。しかし寒い。快晴であるがなにしろ強い冷風が体温を奪う。荷物を預け列んでいると、やはり開場10分前くらいに続々と客が来る。で、開場。まどの朝イチは久々であ…

趣味展

趣味展@古書会館。初日。注文品はない。朝10時5分頃会場到着。大混雑の会場に飛び込んであれこれと漁る。しかし今日はこれといったスマッシュヒットがなかった。 森鴎外「意地」(籾山書店)大正2年6月15日初版カバ欠400円 石井好子「東京の空の下オムレツ…

五反田から恵比寿

第100回五反田遊古会古書展、初日。今回は100回記念だからか、目録の表紙が督促状のようにオレンジ色であったが、注文品はない。17時15分頃会場到着。まずは一階外から見始める。なんだか元パラのついたピンピンの重版「地上」があって嬉しい。二階では二冊…

雪の中、実験映画

1月14日、東京国立近代美術館にて最終日を迎えた「美術にぶるっ!」展の第二部「実験場1950」にて、関連映画上映があるというので雨の中わざわざ午前中に赴いて来た。 10時半より上映で幾つか作品が上映されたのだが(グラフィック集団「キネカリグラフィ」…

愛書会

愛書会古書展、二日目。注文品もなく、二日目の今日は閉場ギリギリの16時55分に会場到着。ザッと見るのみ。それでも「都市と劇場」一冊購入。終わり間際になると、客追い出しのためか電気まで消していた愛書会。消すといっても完全にではないので一部薄暗く…