漁書日誌 3.0

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リブロ池袋春の古本まつり

本日は池袋リブロの初日。目録には色々と注文したいものがあったが、金欠を考え断念。国会図書館で資料漁ってから行こうと思っていたが結局間に合わず池袋に直行。2時間会場を見て回って最終的に購入したのが以下。

ハチスン「美と徳の観念の起源」(玉川大学出版部)2100円
尼ヶ崎彬編「芸術としての身体」(勁草書房)500円
細谷正之「ぼくのイラストレイション的自叙伝」(アボック社)再カバ500円
和田誠「ビギン・ザ・ビギン」(文春文庫)200円
車谷長吉「塩壺の匙」(新潮文庫)初カバ帯150円
竹内敏晴「ことばとからだの戦後史」(ちくま学芸文庫)315円
雑誌「ショック映画」(66.6)525円

吉行淳之介「薔薇販売人」(立風書房)昭和48年12月15日凾外凾限定550部記番天金署名入2000円
ハチスンのは安く探していたのでよかったが、逡巡の末「薔薇販売人」も買ってしまった。段ボール外凾はちょっと痛んで汚れもそれなりだが、好きな短編であんまりゴテゴテした豪華本というのとも違うしこれは欲しかった。前川直挿画。本文二色刷。最近かなり安くなってきていたのでそのうちとは思っていたが。「ぼくのイラストレイション的自叙伝」の細谷正之とは絵本作家のささめやゆき。200本のボールペンで書いたという全頁手書きの自叙伝。「ビギン・ザ・ビギン」は、日劇ミュージックホールを扱って証言としても貴重な本で既に単行本で読んでいたものなのだが、スペース問題解消のために文庫に買い換えようかと(が、帰宅して確認してみると、文庫では写真図版が全部削除、巻末の索引もない)。「ショック映画」は映画「憂国」を扱って三島も寄稿しているので。
一緒に写ってるケッセルリング「毒薬と老嬢」は、映画のDVDを買ったので44円でマケプレにて購入。

最近欲しい新刊書。

“狂気”と“無意識”のモダニズム―戦間期文学の一断面

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ガルシア・ロルカと三島由紀夫: 二十世紀 二つの伝説

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分析哲学を知るための哲学の小さな学校 (ちくま学芸文庫)

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一四一七年、その一冊がすべてを変えた

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児玉誉士夫 巨魁の昭和史 (文春新書)

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