漁書日誌 3.0

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ぐろりや会には行けず

ぐろりや会古書展二日目の今日、会場に向かったが間に合わず。ネットオークションで落札したものを取りに出品していた古書店へ向かう。向かう途中にちょいと覗いた古書店にて本を買ったりなど。


竹久夢二「春」(研究社)大正15年12月15日初版凾3150円
二葉亭四迷「平凡」(文淵堂)明治41年3月17日初版凾欠1050円
佐々木健一「美学辞典」(東京大学出版会)カバ1260円
西研「哲学的思考」(ちくま学芸文庫)カバ850円
上から二冊が落札品。「平凡」は前々から凾欠を2千円以下で探していたもので今回はこれといった傷などもなく嬉しい。下二冊は村山やら長島やらで。お勉強用。
それからこれも、先月だったかネットオークションにて落札したもの。もっと行くかと思っていたが思っていたよりも高くならずに落札出来た。


吉屋信子「憧れ知る頃」(交蘭社)大正12年12月15日6版凾付2900円
蕗屋虹児装幀、挿画。序文によれば、感想文、小品、散文詩等々を集めた文集。「同性を愛する幸い」など収録。初版とは扉デザインなどが異なるようである。羽二重装でコンディションも悪くない。

生ける屍 (ちくま文庫 て 13-1)

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文楽の歴史 (岩波現代文庫)

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