漁書日誌 3.0

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和洋会など

和洋会古書展、初日。注文品はなし。17時45分会場到着、ザッと見る。1冊も買わず。交通費かけてここまで来て何も買うものがないと脱力する。ある種の欲求不満にもなる。それがあってか、この金欠時にもかかわらず、その後東京堂にて新刊書を二冊購入。

カネと文学―日本近代文学の経済史 (新潮選書)

カネと文学―日本近代文学の経済史 (新潮選書)

「カネと文学」の山本先生は前著「文学者はつくられる」も面白く読んでいて、今度新刊予告が出てから期待していたもの。それから後者の橋本治「失われた近代を求めてII」だが、「I」が出たのはもう3年くらい前か。続編出るのが遅いよ。
まあその後、古書モールでも買い物。

坪内雄三「探訪記者松崎天民」(筑摩書房)カバ帯1200円
上原隆「友がみな我よりえたく見える日は」(幻冬舎アウトロー文庫)カバ100円
山本武利他編「百貨店の文化史」(世界思想社)カバ1500円
コリングウッド「芸術哲学概論」(紀伊國屋書店)カバ715円
上の二点がモールで本日買ったもので、下二点が昨日地元古書店やらネットやらで買ったもの。「百貨店の文化史」が一番嬉しいか。普通の論文集なのだがなぜだか妙な幽霊相場というか篦棒なプレミアがついており。
その他にも、マケプレやらネット古書店やらで購入しているが色々わけあってお勉強用。


その他、今日新刊書店で見かけた気になる本。