漁書日誌 3.0

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2011-01-01から1年間の記事一覧

窓展間に合わず

本日はまど展二日目。本当は昨日赴くつもりだったが、外出しようとした途端に豪雨に雷。諦めて今日となったのだが、結局は閉場の17時に間に合わず。注文品はなかったのでよかったが、まあということでザッと田村書店ほかを流す。教えてくれる人があり、特価…

ぐろりや会ほか

本日はぐろりや会古書展の二日目。といっても注文品はなし。夕方に赴いてザッと一巡り。文庫本一冊のみ。 その後、田村書店やら東京堂やら扶桑書房やらに立ち寄ってあれこれと見て購入。 ロマノ・ヴルピッタ「不敗の条件—保田与重郎と世界の思潮」(中公叢書…

東急渋谷大古本市

17時過ぎ、おそらく一年のうちに古書展のためにだけしか来ない東急東横のエレベーターに乗って催事場へ。ここの会場は広い。新宿京王よりも広く感じ、疲労感もいつも大きい。何故だか知らないが体質的にここに合わないのか収穫があろうとなかろうとここで漁…

そごう柏店夏の古本市ほか

柏そごうでは古書展は初のようだ。目録も出ているが注文品は無く、ザッと1時間ばかり見て回って1冊のみ。 稲垣足穂「美しき学校」(北宋社)初版カバ帯出版社印500円 佐藤亜紀「小説のストラテジー」(青土社)カバ帯899円 ラクー・ラバルト「芸術家の肖像、…

リブロ池袋夏の古本まつり

神保町を経由してきて会場に着いたのは20時くらい。今回は目録注文品も無し。ザッとまわる。 麻生良方「恋と詩を求めて」(根っこ文庫太陽社)初版カバ525円 仲正昌樹「松本清張の現実と虚構」(ビジネス社)200円 荒俣宏「パラノイア創造史」(ちくま文庫)…

橋口五葉展+「金閣寺」凱旋公演

会期ギリギリになってしまったが、ようよう千葉市美術館で開催されている橋口五葉展(6月14日〜7月31日)に赴いて来た。約100年ぶりに公開という「黄薔薇」(今回のチラシなどに用いられている)の展示ほか、かなりの数の鉛筆デッサンや手紙、手帖、それから…

京王新宿大古書市ほか

本日は新宿京王の古書市初日。なんば書籍が来ていた頃には朝イチで列んだものだが、午後ゆっくりと出かける。注文品もない。 大木透「名匠 松本喜三郎」(熊本市現代美術館)カバ500円 伊藤整「誘惑」(新潮社)昭和32年7月29日初版カバ630円 ジェイムス「純…

五反田展+α

五反田遊古会展二日目。注文していた山崎晃嗣「私は偽悪者」(青年書房)初版帯5000円、マリネッツィ「電気人形」(金星堂)2500円はハズレ。本日は17時で閉場、閉場ギリギリ5分前に開場到着。ザッとともいえないほどにザッと見るだけ。結局、以下の二冊だけ…

調布の文庫

仕事帰りに調布駅で途中下車。久しぶりである。ごくたまに立ち寄って覗く古書店に行ってみる。 江戸川乱歩他「五階の窓」(春陽文庫)200円 太宰治「地図」(新潮文庫)200円 矢代静一「含羞の人」(河出文庫文芸コレクション)300円 徳岡孝夫「五衰の人」(…

台風接近の古書

台風接近、種々警報が出たせいで仕事は急遽お休み。ということで、夕方所用で地元繁華街に出た。で、ちょっといつもの古書店を覗いてみると、おおおという雑誌発見、即購入。 文芸界定期増刊「夜の東京」明治35年9月背痛補修1500円 小林一三「宝塚漫筆」(阪…

趣味展朝イチ

今日はいろいろな都合があって、朝から用事があり、完全夜型のワタクシ一睡もせずそのまま都内に出、せっかくなのだからと趣味展に列んでやろうと意気揚々、開場10分前に到着。しかし同じく列んでいた友人に聞くと、いつもの趣味展より人が多く列んでいる由…

今日届いた本

こないだきた扶桑書房目録で注文した古書が届いた。平日、仕事から帰宅したら普通に届いており、もういいところは売れてしまっているのではないかなと思ったが、注文したものは全て残っていた。 山岸荷葉「紺暖簾」(春陽堂)明治35年10月16日初版表紙少痛口…

七夕古書大入札会下見

土曜日の夕方16時過ぎに会場到着。閉場は17時、ザッと見て回る。四階と地下一階のみ。 直に手にとって見たかったのは三島由紀夫の戯曲「アラビアン・ナイト」の原稿38枚というもの。38枚といっても、タイトルと著者名で一枚、登場人物一覧で一枚、三枚目の台…

七夕前日古書など

金曜土曜と明治古典会七夕大古書市の一般下見。今日は国会図書館に籠もりきりであったので明日行く予定。藤沢清造の原稿とか出ていたが、やはりあれは西村賢太がドカンと入札するのであろうか。と、いうか、もう印税狙い撃ちのような出品。 でまあ、ここ数日…

夕立の古書

所用があり神保町には出られなかったが、地元の古書店を覗く。 プロップ「昔話の形態学」(白馬書房)カバ帯2000円 長谷川宏「新しいヘーゲル」(講談社現代新書)250円 「中央公論社の八十年」(中央公論社)凾シミ800円 プロップはお勉強用。しかしまあ「…

藤沢清造「根津権現裏」新潮文庫発売!

根津権現裏 (新潮文庫)作者: 藤澤清造出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/06/26メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 135回この商品を含むブログ (18件) を見るとうとうでました、藤沢清造「根津権現裏」(奥付の発売日は7月1日)、西村賢太による註、校訂の…

扶桑書房古書目録平成23年夏季号+α

結局所用があり顔だけでも出そうと思っていた窓展にはイケズじまい。神保町に出て幾つか古書を見て回ったのにもかかわらず一冊も購入せず。浪費せずよかった反面寂しいような。せっかくなので神保町画廊にて村田兼一写真展を見てきた。 それでまあ、昨日届い…

五反田展

もう8月なのかというような気温が続いている。とはいえ屋外は風もありまああとは慣れだと思っているのだが。それで今日は国会図書館の帰りに五反田へ。「資生堂宣伝史」3冊揃8000円とか注文しようかと思っていたがさすがに金欠だったのでやめたのであった。…

週半ばの古書

仕事の帰りに職場のある街の商店街奥にひっそりとある古書店に立ち寄ってじっくりと見る。ここはたまにお勉強用のものが安い場合がある。 互盛央「エスの系譜」(講談社)1050円 丹尾安典「男色の景色」(新潮社)1050円 田岡一雄「田岡一雄自伝 迅雷篇」(…

古書展にはイケズ雨

金曜日は用事があり、本日土曜は三鷹で昭和文学会に行きなどし神保町でのぐろりや会には結局行かず。注文していた三島由紀夫「鏡子の家第一部」(新潮社)初版凾帯横山泰三宛献呈署名入5000円も外れたし。 でまあ昭和が終わった後久々にこちら方面に来たので…

三島由紀夫作「朱雀家の滅亡」新国立劇場で今秋上演!

新国立劇場2011/2012シーズン【美×劇】―滅びゆくものに託した美意識―(「朱雀家の滅亡」「イロアセル」「天守物語」) 「朱雀家の滅亡」http://p.tl/EuaD 2011年9月20〜10月10日◎新国立劇場小劇場 作/三島由紀夫 演出/宮田慶子 出演/國村隼、香寿たつき、…

土曜日の古書

国会図書館で調べ物してコピーなどした後、神保町へ出る。新興展はいつの間にか目録が来なくなったが、17時終了で間に合わず。で、田村書店の外台にふらりと立ち寄り覗く。 シクロフスキー「散文の理論」(せりか書房)カバ欠300円 ゲーテ「色彩論」(岩波文…

新刊「三島由紀夫 同時代の証言」+文庫本の話

松本徹・佐藤秀明・井上隆史・山中剛史=編「同時代の証言 三島由紀夫」(鼎書房)平成23年5月30日発行、四六判丸背上製本カバー装449頁、定価2800円+税 上記の三島対談本出ました。ただ対談というのではなく、三島と同時代を共にして仕事をした人にインタビュ…

土曜日の古書

土曜日である。所用を済ませてから神保町に向かったのは別の所用があるからではあったのだが、無論行ったからには古書店を覗きたい。ということで、昨日持参し忘れた城南展の目録封筒を会場においてきてから、隣の郵便局でネット古書店の支払いを済ませ、古…

城南展!

本日は城南古書展初日。目録にはアレレこれがこの価格なのかというような出物が複数あってそのうち幾つかには注文を入れていた。はてさて全敗か一つくらいはいけるのかと、ダラダラ会場へ向かったのは閉場30分前くらい。で、今日購入したものは以下。 川上眉…

雨の五反田展

よんどころない用事で昨日は神保町に行けなかったのだが、どうも和洋会はなかなか面白そうな棚だった由。今日と思ったが、抽選の外れた和洋会よりも当たった五反田に赴き終了。五反田は、16時過ぎに会場到着でいつもよりはゆっくりと見ることが出来た。 泉鏡…

余震の趣味展

国会図書館は今、1970年代あたりの雑誌がマイクロフィルム化作業とかで軒並み閲覧不可となっていていろいろと困る。17時半頃、本部会館で開催中の趣味展に到着。今回は久々に注文品があった。注文品が当たったというのもかなり久々。でまあ、ザッと回って購…

城北展間に合わず

国会図書館に立ち寄った後、神保町に向かう。本当は、恵比寿の写真美術館に芸術写真展を見に行こうと考えていた。芸術写真とはむろん野島康三とかの絵みたいなベス単で撮った眠い写真のこと。だが、今は節電とかで18時まで、入場は17時半まで。ここは公立な…

連休も仕事

連休の間にやっておかなければならない仕事というのがあれこれあってダラダラしたいがその余裕もなく。しかしまああまり閉じこもっていると煮詰まるものも煮詰まらず、気晴らしにちょいと地元の古書店を覗いて文庫本を購入。 高部雨市「君は小人プロレスを見…

下町展を覗く。

下町展の閉場10分前を駆け足で見て回り、文庫本を二冊購入。その後扶桑書房へ行き、下記の単行本一冊を購入。 平川祐弘「漱石の師マードック先生」(講談社学術文庫)200円 植村清二「歴史と文芸の間」(中公文庫)200円 小栗風葉「増補 恋ざめ」(新潮社)…