漁書日誌 3.0

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ぐろりや会ほか

本日はぐろりや会古書展の二日目。といっても注文品はなし。夕方に赴いてザッと一巡り。文庫本一冊のみ。
その後、田村書店やら東京堂やら扶桑書房やらに立ち寄ってあれこれと見て購入。


ロマノ・ヴルピッタ「不敗の条件—保田与重郎と世界の思潮」(中公叢書)カバ帯1087円
川田潤他「新歴史主義からの逃走」(松柏社)カバ帯970円
エーコ「醜の歴史」(東洋書林)カバ4500円
川本三郎「大正幻影」(ちくま文庫)カバ300円
西條嫩子「父西条八十」(中公文庫)カバ300円
勝目梓「小説家」(講談社文庫)定価新品購入
畔柳都太郎抄訳「天才論」(普及舎:新撰百種5編)明治31年2月9日発行5000円
上記のウチ上から二つはマケプレにてお勉強用に購入したもの。「大正幻影」はぐろりや会場。無論元本はかつて読み込んだなあと。文庫化されているのは文庫買って元本処分しようかというところもある。図版の要素が大きいものは別としても、現在場所の問題は色々つらい。「父西条八十」は読みたくてずっと探していたものだがようよう発見。これだけ地元の古書店で数日前に買ったものである。著者は平岡倭文重と仲良しで、詩集など献呈して意見を聞いていたという。そして「醜の歴史」は前々からどれだけ安く入手出来るかじりじりとケチって探していたのだが、これが最安値かなと購入。勝目梓のは東京堂で新品購入したもの。そして「天才論」は扶桑にて。