漁書日誌 3.0

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2011-01-01から1年間の記事一覧

新宿展の月曜

今日は仕事がなかったのだが都内に出る用事があったので、ついでに新宿展の会場を覗く。新宿展はたまに価格的な掘り出しものがあったりする。前に2000円で買ったものが700円だったりなんだり、いつだって既に買って読んだ本が安く見つかるのである。ザッとま…

まど展

国会図書館はいまだに17時閉館。作業後に神保町へ向かう。今日はまど展初日。注文品は無し。やはりというべきか、今日はあきつの棚が面白かった。 柳川春葉「母の心」(春陽堂)明治39年2月13日3版カバ口絵欠300円 宮崎湖処子「帰省」(民友社)明治31年6月2…

フリーダム展+α

国会図書館で作業してから神保町の古書会館へ。本日は昨日からやっているフリーダム展最終日。これの目録来なかったのだが、フリーダム展は目録発行しているのだろうか。閉場15分前くらいに会場到着し、ザッと見て終了。その後扶桑書房で一冊購入。下記の写…

散歩展+ボナの三島

本の散歩展@南部古書会館の初日。注文品はない。国会図書館でめいいっぱいコピーしてから五反田へ。会場には17時過ぎに到着。まずは1階を漁る。雑誌が安かったのであれこれ抱えてしまい、これがけっこうな荷物になる。そして2階へ上がった時には既にあと15…

ぐろりや会ほか

昨日は国会図書館の帰りに神保町に立ち寄ったが、今日は家でグズグズして国会図書館には間に合わず。現在地震の影響で17時閉館なので当日複写は16時〆切。しかも90年代の本や雑誌が利用できないものがあったりするが、書庫も地震であれこれ大変なのだろう。…

週末の琵琶歌。

扶桑書房に赴き、一冊だけ。ちょうど、読書していた本で取り上げられていて、おうそうだこれはあそこに安く並んでいたな、ということで買ってきたのである。 大倉桃郎「琵琶歌」(梁江堂)明治42年12月20日10版カバ欠1000円 いわゆる家庭小説に分類されるの…

和洋会+三島関係新刊

和洋会展初日。注文品は無し。ただし、例の如く遅くなり、今日は間に合うか分からないがというところで、会場には17時55分に入った(ちなみに、帳場の時計はいつも5分進んでおり、まだ18時になっていなくてもその時計を示されて入場拒否されたりすることもあ…

趣味展*追補:三島演劇

17時までの臨時スケジュールでやっている国会図書館で後日複写を受け取ってから神保町へ。国会図書館の前の桜、つぼみが出かけているという感じでした。 で、神保町。趣味展初日。本当は、目録に出ていた未来派展の図録3000円とか注文したかったのに忘れてお…

五反田展+愛書会展

国難の非常時ではあるが、古書展に赴く。一日中家に籠もって、TV見ていると、被災していないにもかかわらず、こちらのメンタルがやられてしまう。なんといっても日常感覚を取り戻すことが大切だ、ということで、注文品もあったし問題無く開催すると聞いたの…

震災時の本棚

11日の地震発生時、宝塚劇場で雪組のミュージカルを観劇中でした。ちょうど幕間の休憩でしたが、舞台はそのまま中止。6時間くらいかけて徒歩で帰宅後、自宅は被害といってこれとないものの、唯一、本置き部屋のスチール製本棚が周辺に横積みめいいっぱいして…

古書展イケズ

今日は紙魚展最終日であり、100回記念西部古書展の中日でもある。高円寺はせっかくだし行ってみたいなあと思うも、明日は無理だし。 ということで、扶桑書房で買い物。 稲沢秀夫「聞書谷崎潤一郎」(思潮社)凾300円 鈴木三重吉「お三津さん」(春陽堂)明治…

扶桑書房

神保町、扶桑書房へ赴く。雑本として格安商品が並んでおりあれこれ物色。結果、以下を購入。 大橋乙羽編「和洋礼式」(博文館:日用百科全書1)明治29年2月26日5版、袋と木版口絵欠800円 吉井勇「水荘記」(東雲堂書店)大正元年10月29日初版、カバ奥付欠300…

ぐろりや展/新潮社・著者4部本

ぐろりや展初日。注文品はない。今日は所用があって会場には20分ほどしかいられなかったが、ザッとまわって二冊購入。西村伊作の大正期の本が数冊あったが、あれももうちょい安かったら欲しかった。 黒田正利「熱血詩人ダンヌンチオ」(日本放送出版協会ラジ…

ミシマダブル:わが友ヒットラー観劇

芝居は13時開場の13時半開演。開演10分前くらいにシアターコクーンに到着、席は2階席だがど真ん中、しかも通路側で便利。 幕開き、装置なんかはほぼ「サド候」と同じ。 搬入口を開けて渋谷の外を見せ、ガラス張りの装置を黒ずくめのスタッフが持って来てセ…

古書展のない週末

ということで、今週末は本部も南部も西部古書会館でも古書展はない。池袋リブロは終わってしまったか。でまあ、そんな時でも地元古書店で買ったりネット古書店にて買ったりしたもの。 三上於菟吉「雪之丞変化」(新潮文庫)上下300円 水上勉「兵卒の鬃」(角…

まど展ほか/神奈川芸術劇場「金閣寺」観劇

書窓会最終日。注文品無し。30分くらい閉場間際の会場を回る。幾つか欲しいものもなくもなかったが、この金欠時に無用とばかりに棚に戻す。で、結局文庫本を。 「太宰治全集」(ちくま文庫)1,2,4,7,8,9巻各200円 山岸外史「人間太宰治」(角川文庫)20…

池袋リブロ春の古本まつり

会場には16時頃に到着。今回は注文品もなく、17時半頃まであれこれ見て回る。昨夜雪が降ったのは幻かというくらい、まあ戸外も暖かだったが会場は熱気で暑くて、古書会館みたいに荷物なんかを預かってくれるところがあればよいのになあと思いつつ、暑くてフ…

扶桑目録

月曜日夕方、扶桑書房古書目録が届いた。幾つか欲しいのがあったが、既に売れてしまっており、結局、注文して本日届いたのは以下の二点。 三島由紀夫「真夏の死」(創元社)初版カバ帯4800円 広津柳浪「風流士官」(金港堂)明治37年8月10日初版末尾二葉欠35…

ミシマダブル:サド侯爵夫人観劇

今日は渋谷東急Bunkamuraのシアターコクーンで初日を迎えたミシマダブル「サド侯爵夫人/わが友ヒットラー」の「サド候」を観てきた。当初、チケット発売即完売でどうしようと思ったが、思った通り投機目的も少なからずいたようで簡単に定価以下でネットオー…

趣味展

趣味展初日。 注文したい本も目録には掲載されていたが、我慢して何も注文せず。閉場30分前に会場へ。 写真は喫煙所から。 まあ、三島関連で雑誌「weeklyプレイボーイ」300円を一冊購入したのみ。せっかく往復の電車賃をかけてきたのにというのもあるのだが…

買った本

ここのところついつい注文を入れてしまった古書。だいたいがネット古書店である。 兵藤裕己「演じられた近代」(岩波書店)2100円 真野倫平編著「グラン=ギニョル傑作選」(水声社)1800円 アニエス・ジアール「エロティック・ジャポン」(河出書房新社)24…

タルホ展

去る1月23日の日曜日、「6次元の稲垣足穂 古多仁昴志タルホグラフィー展」@荻窪・6次元に赴いた。この展示のイベントである「ギャラリー・トーク・稲垣足穂さんを語る夕べ」に参加するためである。でまあイベント前にささま書店に立ち寄って、それから参加…

愛書会ほか

先日、たまたま仕事帰りに今日は高田馬場ビッグボックス古本市初日だと聞いて会場を覗いてきた。 横山源之助「明治富豪史」(現代教養文庫)250円やら、横溝正史やら江戸川乱歩の小説を漫画にしたものやら、雑誌en-taxi付録の笠原和夫未発表シナリオ「昭和の…

下町展

今日は、けっこう早めに都内に出ていた。だから、まずは田村やら各古書店を覗いてから、平常二時間前くらいにゆっくりと会場に向かったのである。しかし今日は寒い。 ローウェンタール+グターマン「煽動の技術」(岩波書店)重凾420円 森村泰昌「芸術家Mの…

初古書

新年最初の古書が届いた。といっても年末注文して、正月休業だかなんだかでやっと届いたものだが。映画というテクノロジー経験 (視覚文化叢書)作者: 長谷正人出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2010/11/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 22回この商品を…