漁書日誌 3.0

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古書展のない週末

ということで、今週末は本部も南部も西部古書会館でも古書展はない。池袋リブロは終わってしまったか。でまあ、そんな時でも地元古書店で買ったりネット古書店にて買ったりしたもの。

三上於菟吉雪之丞変化」(新潮文庫)上下300円
水上勉「兵卒の鬃」(角川文庫)300円
小倉孝誠「身体の文化史」(中央公論新社)874円
リチャード・ダイアー「映画スターの〈リアリティ〉」(青弓社)2800円
この中でも「兵卒の鬃」である。これ、巻末に著者年譜がついているのだが、その年譜が50頁以上もある長いもので、全体の三分の一くらいある。ちょっと異様。角川文庫の水上勉シリーズ最終巻的な意味合いでこういうことになっているのだろうか。でもホントは「フライパンの歌」が読みたいのであった。