漁書日誌 3.0

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連休も仕事

連休の間にやっておかなければならない仕事というのがあれこれあってダラダラしたいがその余裕もなく。しかしまああまり閉じこもっていると煮詰まるものも煮詰まらず、気晴らしにちょいと地元の古書店を覗いて文庫本を購入。

高部雨市「君は小人プロレスを見たか」(幻冬舎アウトロー文庫)300円
瀬戸内寂聴他「生きた書いた愛した」(新潮文庫)200円
幻冬舎アウトロー文庫はたまにこういうのがあって、実は注目していたりする。後者は対談集。対談日は記してあるが初出が書いていない。その代わり20頁を超える寂聴年譜がついているというよくわからない構成。
次に掲げるのは、最近欲しい新刊書。

資生堂という文化装置 1872-1945

資生堂という文化装置 1872-1945

近代 想像された社会の系譜

近代 想像された社会の系譜

観客へのアプローチ (日本映画史叢書)

観客へのアプローチ (日本映画史叢書)

日本型近代家族―どこから来てどこへ行くのか

日本型近代家族―どこから来てどこへ行くのか

ヴァルター・ベンヤミン――「危機」の時代の思想家を読む

ヴァルター・ベンヤミン――「危機」の時代の思想家を読む

それから今月、白水社uブックスにてヴァザーリ芸術家列伝」が刊行、6月にはエリファス・レヴィ「大いなる神秘の鍵」(人文書院)刊行。
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三島映画祭:三島由紀夫を【観る】角川シネマ有楽町
5月14日〜全23本上映。前の上映スケジュールには「憂国」「人斬り」がなかったが追加されている! フィルム不備がある「純白の夜」「夏子の冒険」は無理としても、フィルムセンターの市川崑特集では上映された「鹿鳴館」はやはり難しかったか。そういえば「幸福号出帆」もない。「MISHIMA」も、DVDも出回っているしそろそろ国内フィルム上映があってもいいように思う。
前回も書いたが、いま撮影中ということは、若松孝二の「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」はやっぱり憂国忌あたりに封切りかと思ったが封切りは来春との由
撮影スチールなど→http://www.wakamatsukoji.org/blog/