漁書日誌 3.0

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東急渋谷大古本市

17時過ぎ、おそらく一年のうちに古書展のためにだけしか来ない東急東横のエレベーターに乗って催事場へ。ここの会場は広い。新宿京王よりも広く感じ、疲労感もいつも大きい。何故だか知らないが体質的にここに合わないのか収穫があろうとなかろうとここで漁るとドッと疲れるのである。で、一応会場全体を見終わって、レジに列んで今何時だろと腕時計を見ると20時55分。3時間近く見ていたことになる。そりゃ疲れる。だからか、後半疲れてくると、あれ、これって新宿京王/池袋リブロで見た棚じゃないか、と気づいて見る気を失いスルーとかってのもあった。

西脇順三郎「雑談の夜明け」(講談社学術文庫)カバ帯315円
近藤富枝「田端文士村」(中公文庫)カバ帯250円
山本健吉「十二の肖像画」(福武文庫)カバ帯300円
映画芸術」(02夏秋)総力特集相米慎二525円
稲垣足穂「コリントン卿登場」(美術出版社)凾外筒凾4000円
注文品は「コリントン卿登場」。外凾とか要らないのでこの普及版を5000円以下で欲しかった。もしかしてと注文したものだがちゃんと外凾もついてコンディションも悪くないしこれは久々に嬉しい収穫。逆に言えば、今夏はこれ一冊だけか。