漁書日誌 3.0

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今日届いた本

こないだきた扶桑書房目録で注文した古書が届いた。平日、仕事から帰宅したら普通に届いており、もういいところは売れてしまっているのではないかなと思ったが、注文したものは全て残っていた。

山岸荷葉「紺暖簾」(春陽堂明治35年10月16日初版表紙少痛口絵と袋欠2500円
素木しづ「青白き夢」(新潮社)大正8年4月5日5版カバ欠4800円
素木しづは、初版カバー付きなどではなく、ちょうど重版カバ欠でお手頃価格のものはないかと思っていたところだったのでドンピシャのタイミングであった。荷葉の方もまあ、口絵付きでは手が出ないものであるし。今回は経済状態が悪く、ホントはまだあれこれと欲しい上に残っていた本もあったのだが断念。これだけでも十分満足な買い物であった。

それから、上記の古書と一緒に、新刊本が献呈されて届いた。中村哲郎氏の現代歌舞伎評論集「花とフォルムと」(朝日新聞出版)である。これがまあ2キロくらいありそうな非常に浩瀚な大著。ともあれ、感謝申し上げます。

花とフォルムと―転換する時代の歌舞伎評論

花とフォルムと―転換する時代の歌舞伎評論