漁書日誌 3.0

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2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

未青年確保

春日井建「未青年」作品社、1960年9月1日発行 初版(というか初版しかないと思う)、包紙(トンネル函状のペラペラした紙で表紙と同じデザイン)欠、9000円。 とうとう、歌集に手を出した。それも「未青年」。歌論の本ならあるが、実は今まで歌集は一冊も買…

野島康三の蔵書印

野島康三の蔵書印と筆跡。 魚山堂の目録より。 微妙なような気もするが。 谷崎潤一郎の蔵書印のあるセクソロジーの本とか、欲しいものである。

雨の中の舞妓揚げ

ちょっと前まで半玉だった妓を揚げた。みきひこ屋という置屋の妓である。 長田幹彦「舞妓姿」新潮社・情話新集2、大正4年6月1日4版発行。竹久夢二木版装幀。美。6300円。本日は、まあちょっと某文学系の学会にチラリと顔を出して発表を聞いてきた。が、15時…

趣味展全開

ちょっと久しぶりに国会図書館へ調べモノに赴く。 本当なら、国会のようにマイクロ化されちゃっているところではなく、都立中央でホンモノを調べたかったが今工事中では仕方がないということもあり、幾つかの雑誌や本を見に国会へ。だが、「群像」は、マイク…

文庫新書

またやらかした。 おそらく根底には品切れオブセッションがあるのだと思うのだが、あまりいい気になって新刊文庫・新書を買っているととてもではないがすぐ破産してしまいそうだ。 ということで、お勉強用に、と、今日買ってしまったもの。 松浦寿輝「エッフ…

元本

今日は、先日ネット古書店に注文した本が届いた。商品としての文学とメディアやジャーナリズムの関係について何かいい本ないかねえとたずねた友人から、ちょっといいかも、ということでオススメだったので。山田登世子「メディア都市パリ」(青土社)カバ 10…

ちくま学芸文庫オブセッション

愛書会および五反田遊古会の最終日。 本日こそは、と、思っていたのだが、結局ダラダラして家を出るのが遅くなり、かろうじてギリギリ五反田駅に降り立ったのが16時42分。そこからダッシュ気味に南部古書会館へ向かう。 外は無視(実は今こそゆっくりほじく…

安い文庫本

うっかりと寝坊したせいで、神保町の愛書会古書展も五反田の遊古会古書展も行きそびれてしまった。で、散歩がてらに、近所にある中古屋に行ってみる。 どうもチェーン展開している店舗のようだが、よくはわからない。中古の本、コミック、ゲームソフト、CD…

雨の城北1号

結局、城北展には行けなかった。 注文品はひとつあった。吉行淳之介「星と月は天の穴」初版カバ函帯付、森茉莉宛献呈署名入4000円である。 お茉莉宛というのが目当てであるが、吉行の署名本も一冊も持っていなかったしちょうど良いと思ったのもある。吉行の…

カナキンのシブサワ

澁澤龍彦回顧展——ここちよいサロン@神奈川県立近代文学館 コレに行く。 本日は、高橋睦郎氏の講演+高橋氏・澁澤龍子女史対談がある。チケットは既に手許にあり。 シブサワマニアではないので、知らない話ばかりで楽しめた。全体的によい感じで進行。 展示…

下町展

昼過ぎまでかかってようやくひとつ原稿仕事が片づいた。メール入稿して、あー疲れたという具合。 しかし今日は金曜、ということで、このまま寝ずに神保町に出るか、と。 本日は下町古書展。 目録には、前にも書いたが、雑誌アドニスの後期の方のバラが2冊出…