漁書日誌 3.0

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2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

告知:梶井基次郎展

■梶井基次郎展■ ■於:秀明大学(千葉県八千代市)飛翔祭→→→詳細 ■2013年11月9日(土)〜10日(日) ■「愛撫」「闇の絵巻」自筆原稿や全集未載の梶井書簡、署名本などを公開する他、学生の企画による展示など。梶井関連作家の肉筆資料等もあわせて展示。 *昨年の…

9月のノフラージュ

夕方、神保町に出て扶桑書房へ。取り置きしてもらっていた本を購入。 小川未明「廃墟」(新潮社)大正2年10月18日初版カバ欠シミ2000円 シミがあるとはいうものの、カバーがつくとやっぱり8万円くらいするので手は出ないし、こうしてカバ欠を安く入手出来て…

五反田久々

久々の五反田遊古会。初日。注文品はない。17時くらいに到着して30分ほどみてまわる。まあしかし、これというほどのめっけものはなかった。しかし「萩原朔太郎全集」のエッセイの巻とノートの巻、書誌年譜未発表原稿の巻がそれぞれ裸で300円というのはお得な…

私がこだわった初版本

川島幸希氏が『日本古書通信』に連載していた「私がこだわった初版本」がこのたび単行本になるという情報を得たので紹介する。 市販されるのは普及版45部のうちの35部で、内訳は友人知人用として25部+『古通』定期購読者用10部を販売、そして残りの10部が寄…

趣味展逃して

金曜日。趣味展である。朝イチに行きたかったのだが、まあ仕事があり無理で、夕方赴く。30分くらいまわって、結局三冊。 島崎藤村「新片町より」(左久良書房)明治43年1月1日4版カバ欠500円 斎藤充功「刑務所を往く」(ちくま文庫)200円 共同通信社会部編…

村上芳正展など

「村上芳正展——「家畜人ヤプー」原画を中心に」@弥生美術館に赴いた。 弥生美術館自体、実は久々である。出発時の抽象的な油絵から種々様々な作家のための挿絵、装幀、映画ポスター等々。なかなか見応えのある内容でその生涯の画業が通覧できるという展示で…

愛書会と扶桑速報

金曜日、愛書会古書展初日。午後に立ち寄る。これというものがなく、100円の文庫本を2冊購入するにとどまる。 水曜日、扶桑書房目録速報が来た。が、外出していて帰宅した夜中に気づく。しかも翌日はぐっすり寝てしまい、そうだ注文と気がついたのは夕方にな…

まど展のあと

土曜日、扶桑書房に立ち寄る。 「中央公論」大正5年3月号2500円 太宰治「千代女」(筑摩書房)昭和16年8月25日初版カバ欠1800円 上記二点を購入。「中央公論」は、谷崎潤一郎「恐怖時代」初出。当該作のために発禁である。発禁といっても、そんなに無いとい…