漁書日誌 3.0

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神保町から新大久保

所用で神保町に出て、それから扶桑事務所へ。

本を4冊買う。

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「獨逸文壇六大家伝」(博文館)明治26年3月20日

春宵花人「女の十七八」(河野書店)大正8年12月25日5版

山下清「放浪日記」(河出書房:現代新書)昭和31年3月31日カバ以上3冊セット100円

小酒井不木「恋愛曲線」(春葉堂)大正15年11月15日5版函欠800円

3冊100円のと不木の創作探偵小説集。創作探偵小説集はやはり乱歩、いつかは函つきで欲しいところ。「寸珍百種」は内容ではなくこのシリーズを持っておきたかった。明治前期の袖珍サイズの叢書である。

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こちらに「近代の絵入り本ー〈本の絵〉と〈版の表現〉の視点から」を寄稿されている表現急行2の木股知史先生より献本いただきました。ありがとうございます。とりわけ印刷関連の問題について勉強になります。

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三島由紀夫小百科

井上隆史、久保田裕子、田尻芳樹、福田大輔、山中剛史編『三島由紀夫小百科』刊行されます。執筆者用の実物が届きましたが、もうそろそろ書店にも並びます。最新情報を盛り込んだ評伝、論考、作品案内など盛りだくさんです。

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「葵上」「弱法師」@東京グローブ座

宮田慶子演出の「葵上」「弱法師」13日夜に観劇してきました。グローブ座自体、もう10年以上ぶりですが、ここはタッパがありますよね。万有引力の「奴婢訓」、ロマンチカの「真夏の夜の夢」それからパパ・タタフマラなどかつてここで観た芝居をあれこれと思い出しておりました。「葵上」では六条康子のさすがの風格、「弱法師」では俊徳の熱演が印象的な舞台。