漁書日誌 3.0

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桜はまだの趣味展


写真は国会図書館前の桜である。わずかにほころびはじめた、というような感じである。ここのところ雨やら気温低下もありまだしばらくかかるのではないか。
まあそんなことはどうでもよいのだが、今日は国会図書館で新聞雑誌単行本とちょっと調べモノをしてから17時半頃図書館を出て半蔵門線永田町駅から神保町へ向かう。図書館の中でもつねに小走り状態だったし、図書館から永田町駅に入って半蔵門線ホームまで走ったのでかなり汗だくではあった。それでも何とか、古書会館には17時50分頃到着。今日は趣味展。といっても注文品はない。でまあ、いつものように、というか、いつもよりもかなり大雑把に流して見たが、そりゃあ詳しく見られないので益々何も見つからない。扶桑の棚に辿り着いたときは残り2分くらいで、もう何だか。しかしまあ一冊。ほかに文庫本一冊。

本田靖春「誘拐」(ちくま文庫)200円
羽田鋭治「近代文豪の肉体的研究」(新潮社)大正4年3月14日発行、500円
後者は拾えてよかった。未知の本ではあるが。まあタイトルからしてチェザーレ・ロンブローゾとかにモロ影響受けている本だろうなあ、そうならばロンブローゾ的天才論を真に受けて日本でもやっていた実例かなどと思ったからなのだが(でもなあ、羽田鋭治だしなあというのもあった)、果たして、相馬御風の序文はまあそのことについて書いていて、まあちょっと背中痛んでいるけれども500円ならばよいだろう。まあ汗だくになってこれだけかという気もするが、それから、今日から、神保町さくらみちフェスティバル春の古本まつりでもあるしと見て回ったが、18時時点で殆どのワゴンが既に店じまい。まあねえ。東京堂に立ち寄って、以下のまだ棚に並べていない新刊書を出してきて貰って購入。

東大駒場学派物語

東大駒場学派物語

その時、18時30分。急いで丸ノ内線御茶ノ水駅へ向かい、そこから池袋へと向かう。
本日は、東京芸術劇場中劇場にて、飴屋法水演出「転校生」を鑑賞。池袋に出たら、ポツポツと雨だったが。飴屋法水演出というのは、いつだったかバウスシアターで観た「ドナドナ」以来か。