漁書日誌 3.0

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愛書会、晩夏

国会図書館の帰りに神保町、愛書会展へ。初日である。注文品はない。閉場20分前に会場に到着、ザーッと見る。特にこれといって買うものがない。出費が抑えられたということでよしとしたい。

陳奮館主人「江戸の芸者」(中公文庫)200円
鈴木博之「東京の[地霊]」(文春文庫)100円
会場で購入したのは写真右の文庫二冊のみ。ちなみに陳奮館主人とは、喜多壮一郎のこと。左側にあるのは、先日届いた同人会目録にて注文したもの。
泉鏡花「愛府」(新潮社)大正13年11月15日初版凾5000円
まあまあ美本。小村雪岱装幀。外れるかなあと何の気なしに注文したら届いていた。持っていなかったからよいが、安めだよねえ。やっぱり一万円ちょいくらいの相場感覚なのだが、まあこのご時世だし。まあこの出費があったので、会場で買うものがなくってもよかったのである。しかし残暑は続く。