さて、色々と今月中にやらなければならないことがてんこ盛りなのだが、今日は紙魚之会finalということで、古書会館へ赴く。といっても、到着は17時前くらい。なんだか、ぽつぽつとこういう古書展も歯の欠けていくように消えていく。

会場は四辺の外壁の棚に加え中心部は斜めに3列の棚が設置してあるタイプ。最近の作家の署名本300円均一とか、この棚は100円均一とかってのがあった。ラストだからかなあとも。で、ザッと閉場間際まで見て回って買ったもの。

「百味譚巣」2号(磯川出版、競争屋)明治24年6月1日200円
東洋文芸研究会編「紅葉名作選集」(内外出版協会)大正15年4月30日6版函300円
「百味譚巣」は「新著百種」のような月刊タイプの単行本のようだ。収録は松村桜雨「蜀魂雲井一声」と竹翠「南海千鳥音信」の2作。紅葉のは代表作ダイジェスト収録のような本。名作ダイジェストというのもあるが、紅葉なんてという空気に対する紅葉啓蒙のような性質のものか。そういえば「真珠夫人」の中で「金色夜叉」なんか古いとか言われてたな。

「白夜評論」創刊号(現代思潮社)1962年6月200円
「アートシアター」11号昭和38年3月25日300円
白夜評論は1冊持ってたような気がする。会場に3冊あったが創刊号だけ。「アートシアター」は映画「二十歳の恋」のパンフ。東京編を石原慎太郎が脚本監督している。見てみたいのだが未ソフト化。…帰宅してみたら前に買ってた。失敗。
そして以下はネットで入手したもの。

アナトール・フランス「わが友の書」(第一書房)昭和9年5月3日函1000円
これは状態もよく嬉しい。背角革装。ぱっと見は福永武彦全集の特装みたいな感じ。天金ではない。

松本完治編訳「至高の愛」(エディション・イレーヌ)2002年4月カバ帯900円
これは出版当時に買ってなかった本で、エディション・イレーヌの00年代に入って最初の本だと思う。