漁書日誌 3.0

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愛書会ではなく「こゝろ」

昨日、愛書会初日の閉場30分前くらいに赴く。注文品もなく、結局、文庫1冊新書1冊と、雑誌「月下の一群」2号400円というのを買ったのみ。しかしまあケチケチと500円以下で探してきた雑誌「月下の一群」はこれで揃った。
さて本日は、田村書店など少し見て回ったが、三省堂にて「新潮」10月号の戯曲「グランギニョル未来」掲載号を購入。それから扶桑書房で一冊。

夏目漱石こゝろ」(岩波書店大正3年9月25日再版凾欠背痛2000円
重版の傷み本ではあるが、元版の「こころ」である。背表紙の角がやはり切れていたり背タイトルが縦に半分ほど欠落していたりといったダメージはあるが、サスガに2000円は安い。腐っても鯛というところ。表紙平のタイトルと康煕字典からの引用の題箋は、貼ってあるのかと思っていたのだが、実際確かめてみると、これは直接印刷してあるものであった。

新潮 2014年 10月号 [雑誌]

新潮 2014年 10月号 [雑誌]