所用で神保町に出た。いまは古書会館で新興展をやっているのだが、立ち寄る暇がなく。ただし、扶桑事務所には行けたので、そこで少々購入。
永井荷風「紅茶の後」(籾山書店)大正元年8月25日第3版凾欠美800円
長田幹彦「零落」(現代名作集)大正4年2月22日5版印300円
シュレーゲル「ロマン的人間」(第一書房)昭和11年2月10日凾欠
カスティリョ「ヨーロッパの何処かで」(人文書院)昭和33年8月17日カバ帯欠、以上3冊100円
上から5点は扶桑事務所で購入。「紅茶の後」は所持しているが、背の角が切れていない状態のよいものだったので購入。これは入れ換え用。そしてまた鈴木三重吉の現代名作集の幹彦は、状態がとてもよいのに、大学図書館除籍本で表紙にレッテルがあるという悲惨さ。まだ文字を避けて貼付してあるのが救いか。