漁書日誌 3.0

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台風直後の目録と〈日本オルタナ文学誌1945-1969〉

先日の台風18号東京直撃で、午前中が直撃といった事態になったものの、午後は台風一過のさわやかめな気候となった。そのあとである、扶桑速報が届いたのは。いろいろと欲しいものはあったのだが、逡巡し結局一点狙いで注文、無事商品はあって、それが本日届いた。

谷崎潤一郎「刺青」(籾山書店)明治45年4月1日4版凾欠背傷4000円
いま「刺青」は再版が入手出来れば、現在確認している5版までの初版から重版全部が揃う。といって、特定の重版だけ探すってのはなかなか難しいもので、チャンス到来をのんびり待つしかないのだろう。
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IdeaアイデアNo.367日本オルタナ文学誌1945-1969戦後・活字・韻律

オルタナ編集者・郡淳一郎氏による「日本オルタナ文学誌」の第2弾の戦後篇、1960年代まで、です。今回もカラー書影ドッサリ。といっても、よくある美麗本、デザイン表紙を紹介するムックとはまるで位相が異なるコンセプトで編まれた本冊は、その副題である「戦後・活字・韻律」という角度からオルタナティブの可能性に迫ります。
ワタクシも、資料提供の他、桃源社薔薇十字社ほか執筆しておりますので、何卒宜しくお願いします。