池袋西口公園古本まつり

仕事の帰りに立ち寄る。といっても、西口公園に到着したのは19時42分頃。閉場は20時。まあテントブースのようになっていて、主に早稲田系か、ザッと軒を連ねていた。まあ主に文庫本を見ていく。妙に相場チックな値段を付けている店はもうそれだけでスルー。こういうところでは、安さが勝負である。ということで、文庫本を幾つか。

小堀桂一郎「宰相鈴木貫太郎」（文春文庫）100円
小此木啓吾「日本人の阿闍世コンプレックス」（中公文庫）157円
浅見雅男「華族誕生」（中公文庫）150円
閉場ギリギリまでいた。会計の時に7円おまけしていただく。そして天下一品にてこってりラーメンつゆだけ大盛りを食べて帰途。まあこれといった収穫はなかった。しかも三冊の内最後のやつって、前に買って持っていたかもしらぬ。
中村光夫「明治文学史」（筑摩叢書）740円
これはちょっと必要あって読みたかったもの。ネット古書店に注文していたのが今日届いた。中村光夫ってそんなに読んではいなかったが、特に明治文学に関しての知見にいろいろと納得するところがある。そして、地元駅前の新刊書店をちょろっと覗いて思わず買ってしまった新刊書。