本日は紙魚展の初日である。雨。
注文品はひとつ、大手拓次「藍色の蟇」3150円というもの。おいおいおい、復刻の間違いじゃとも思われるが、そうではないようにも思われ、出品店は以前「お艶ころし」初版を5250円で出した店でもあり、本物だろうと思われた。しかし無論、ハズレ。
会場をまあいつもよりはじっくりと見て回ったけれども、これというものもなく。
「映画評論」1972年5,6,8,9,12月号各300円
文楽床本集「椿説弓張月」(国立劇場)157円
まあ、いつも安かったら拾っている昭和40年代の「映画評論」だが、何故か今日はある棚に昭和47年分のきれいなのがドサリとまとまってあった。ホントは既に持ってる二冊を抜かした十冊全部欲しかったが、予算を考え半分にした。それと床本は三島の文楽版「椿説弓張月」のやつ。既に所持しているが安いし。
で、その後、東京堂に向かう。今日はこの新刊を買うために古書は控えておきたかったのであった。
- 作者: 菅野昭正
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/02
- メディア: 単行本
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- 作者: 車谷長吉
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- 発売日: 2009/02/24
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東京芸術劇場にて上演の「オセロー」をみにきたのである。アーサー・ウェイリーよろしく「オセロー」を謡曲台本にし、日本と韓国の俳優を使った韓国の演出家による舞台。完成度高く、堪能。