漁書日誌 3.0

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第2回扶桑書房一人展・その一

とうとう一人展の日が来た。ということで、正午開場なのであるが、もちろん、会場では早い者勝ちなので、早々に出かける。
九時半頃、古書会館到着。既に三人列んでいる。ワタクシは四人目。すると張り紙がある。


十時から整理券を配布。いやあ確かに、グンと寒くなったきょう日、幾ら太陽光線のある九時過ぎだからといって寒い。整理券さえあれば、寒空の元二時間も三時間も待機ということもない。で、整理券を受け取る。四は欠番ということで五番目。

整理券を貰ってから、悠々と近所の茶店へ古書仲間らと向かう。そして開場は正午。十五分前に正面のガラスドアが開けられ、開場へ向かう地下階段を下りていく。入口に二列に並んだので、四番といえども前から二人目である。さて、会場はというと、昨年と棚の配列が異なっている。そう、ここでオペラグラスがあれば、何が列んでいるのかが分かり、目標のものがあればそこへ一目散……というわけなのだが、それもなく。ただ、唯一遠くからこの近眼でわかったのは、草平の「煤煙」だった。黒い平に朱でタイトルと模様、あれはそうに違いないと睨んだ。というのも、実は「煤煙」全四巻のウチ一巻と二巻を所持していたので装幀でピンと来た。あれもしバラで安かったら行きたいなあ、などと、早くもぎらつかせながら、正午ジャスト、開場とあいなった。
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写真は、強者どもが夢の跡、である。15時過ぎくらいか。正午過ぎから三十分くらいは、もう凄かった。
そして何を買ったのか。それは次週、当館にてのお楽しみ(連続活劇風)。