漁書日誌 3.0

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愛書会古書展・ゾッキ

愛書会古書展初日。注文品はひとつ、本田一郎『仕立屋銀次』(塩川書房)函欠2500円。もちろんハズレた。
ということで会場内をザーッとまわって、結局買ったものは、NLT公演「デリケイト・バランス」台本掲載の雑誌「悲劇喜劇」1968年4月号、150円。それとか、三島歌舞伎の筋書き五種。

で、その後、南柯書局のゾッキが出ているとの情報を得て(情報感謝!)、日本特価書籍に行く。
すると、ヴァレリーラルボー「秘めやかな心の声…」凾帯が、確か1200円だったか。シュオブ小説全集の「架空の伝記」凾月報で1000円。うむこれは安いが帯はなく凾も皆汚い。それと、ペトリュス・ボレルの「シャンパベール」函帯これが確か1500円だったか1200円だったか。加えて、オスカル・パニッツァ「三位一体亭」函帯訳者署名で2500円。これは一冊しかなかった。パニッツァは所持してる本は古書で買ったヤツでちょっと凾が汚れているため、ホントは買おうとも思ったが、2500円は高いよ。署名いらないから半額でないかしら。でも、ほかの今日出ていたやつは、実はみな定価で新刊書店で買った記憶がある。以前、といっても1995〜6年頃、池袋西武にあったぽえむぱろうるに在庫があって、これは…と、焦って一気に全部買ったことがある。定価だと軽く万を超え、なかなか懐にいたかった。


その後、三省堂に赴いて購入した本。いちばん下の「キッチュの心理学」は、900円だったので途中思わず購入してしまった古書。キッチュ、バッドテイスト関連の文献はチェックしていたので前々からそのうちに、と、思っていた。


三島由紀夫研究6 金閣寺」(鼎書房)出ました!