漁書日誌 3.0

はてなダイアリー廃止(201901)を受けてはてなブログに移設しました。

雨上がりの城南展

昨日は行けなかった古書展、本日赴く。
注文品もないし、閉場15分前くらいに到着。ザーッと見る。前に書いた、献呈箋挟まれた近年の国文学系の研究書がいっぱいある店が出ていたらしく、値札に直接線を引いてちょっと値下げしていたけれども、それでもウウムと逡巡しやめる。結局まわって、文庫本2冊のみ。

十一谷義三郎「唐人お吉」(春陽堂日本小説文庫)昭和7年1月1日初315円
臼井吉見「小説の味わい方」(新潮文庫)カバ200円
NLTパンフ「リュイ・ブラス」1000円
岩下俊作「富島松五郎伝」(中公文庫)カバ150円
東聖子「新宿物語」(三一新書)300円
シモンセン「フランスの民話」(文庫クセジュ)カバ200円
上から2冊が会場で買った物で、会計後、入り口のGケースを何気なく見たら三島関係の演劇パンフがズラッと千円均一で並んでいて、NLTの「リュイ・ブラス」を見つけ、追加ということで会計してもらったのであった。「リュイ・ブラス」のパンフは所持しているが、何故か大阪公演のものしかもっていなかったのである。あれ、いやその後買って持っていたかも…で、持ってました。意味無しのダブり。しかも大阪のもダブっていたので、これらは売却することにします。
で、その他文庫と新書は、前日に古書モールで買ったもの。無法松の原作本と70年代新宿ドキュメントみたいな本。「フランスの民話」は何年も探していたが、見つかる時はトントンと連続で見つけるものだ。4階のスーパー源氏神保町店、閉店するとネットで知って、実は千円分くらいサービス券持っていたので消費したいのだが、開いてなかった。もう手遅れなのかしらん。
****************************
美輪明宏の「黒蜥蜴」
9月か。「黒蜥蜴」は実は結構長い芝居であるし、ご本人の年齢なども考えると……行かなくてはなあと思うけれども、前に数回行っているしなあ。でも、パンフ買いに行かなくてはいけないし。
鏡花伝を水木しげるが書いて出したらしい。まだ実物は見ていないけれども、ちょっと面白そうで興味がある。

祝宴の時代:ベル・エポックと「アヴァンギャルド」の誕生

祝宴の時代:ベル・エポックと「アヴァンギャルド」の誕生

分析美学基本論文集

分析美学基本論文集