漁書日誌 3.0

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穴八幡など

金欠戒厳令で本買っている余裕がないのにもかかわらず、思わず買ってしまってちょっと来週がかなり心配である。ちょいと調べ物で都立中央図書館に行ったあと、早稲田へ向かい、もう10年ぶりくらいに穴八幡の古書市を覗く。


リクール「時間と物語」(新曜社)カバ付3冊揃5000円
太宰治全集5」(ちくま文庫)カバ300円
佐野山寛太編「世紀末ビョーキ文明」(新潮文庫)カバ帯200円
古書市で買ったのはこれである。リクール、5000円で出ているという情報を知人が知らせてくれて、まあこの値段は今まで見た中で最安値だしなあと逡巡しながらも買ってしまう。
それから写真右に見えている白と紫のツートンカラーの本は、先月に新刊書として買ったもので、金沢の亀鳴屋待望の新刊。
山田順子作品集「下萌ゆる草・オレンジエート」(亀鳴屋)限定506部頒価3000円+税
山田順子の小説、エッセイ、短歌に加え、ゆかりの地をめぐる写真集、著作目録稿、山田言及文献一覧、編者による長めの解説が収録されている。表紙の絵は山田順子を描いた夢二、奥付の検印紙的な貼付紙に限定番号記番。比較的入手しやすい「女弟子」収録作は意図的に外した由。

下記写真は、金曜日に鎌倉宮で行われた鎌倉薪能