漁書日誌 3.0

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銀座松屋古書の市

午後、銀座松屋をチラリと覗く。

上林暁「入社試験」(河出新書)昭和30年10月10日6刷カバ100円
中島国彦近代文学に見る感受性」(筑摩書房)カバ2000円
奥武則「文明開化と民衆」(新評論)カバ帯800円
最後の「文明開化と民衆」は昨日地元古書店で購入したもので別だけれども、いや、新宿と違って銀座は空いており、すぐ見終わってしまう広さ。まあはなから期待はしていなかったが、初日はけっこうな拾い物があったと聞いた。さて、分厚い「近代文学に見る感受性」は定価が一万円近くし、二千円は安い。部分部分コピーで持っているのだが。それと、上林のはヒョイと見つけたものだが、これ、写真ではよく見えないかもしれぬが、カバーには「上林暁」ではなく「神林暁」と印字されている(背表紙も、平も)。これは六刷だけだろうか初刷からだろうか。まあ思い切り気が付くよなあ、と。なんでこんな誤植がそのままなのだろう。
さて、あと一件、届く筈の古書があるが、大晦日までに届くかどうか。もしかしたら今年の古書の〆になったか。否か。