漁書日誌 3.0

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そして金曜

国会図書館に行く。
俳優の池部良関係でちょっと調査しなければならぬことがあり、最近出た「映画俳優 池部良」など出して見てみたが、どうも知りたいことはわからなかった。
で、帰りに、神保町へ出る。今日はなにか古書展あるよなあと思っていたのだが、まあないようなもんだ。明日は高円寺で杉並古書展である。杉並古書展の目録、ウチに届いているのだが、これ、届いたのは昨日である。ねえ、開催二日前に届いて、これで注文しろとでもいうのかね。郵便局の遅配だろうか。
でまあ、東京堂によって、さっき図書館で出して貰ってパラパラめくっていたらなにげに面白かったので、つい、池部良「心残りは…」を購入した。

心残りは… (文春文庫)

心残りは… (文春文庫)

なかなか面白い。
で、帰宅してみると、あれーもう数年前に切られたと思っていた某龍生の目録が。そして銀座松屋のも。それらに加えて、少し前に注文した本が届いていた。新本だが、韓国で出版された谷崎研究書。日本語で書かれているものだ。

張栄順「谷崎潤一郎と大正期の大衆文化表象」(語文学士)3780円
韓国書籍専門店に注文して、船便で届いたもの。序文がハングルでも表記されている以外は全て日本語。既に紀要をコピーして以前読んだ論考なども入っている。しかし奥付は全てハングルで、これが読めない。発行日はアラビア数字だったのでわかったが、外国の出版物であるから、発行所のある都市はどこかと思うのだが、それがわからない。ということで、この出版社のHPに行き、そこに書いてあることをヤフーの翻訳を使って、なんとか「語文学士」という出版社でありソウルにあるということがわかった。あ、それでも引用とかの時は原文即ちハングルで表記しないといけないのか……。
いやしかしまあ届いたのはよいのだが、このタイミング、ちょっと今金欠統制令なんだよなあ、と。一昨日昨日とさんざ本を買っておいてなんだけれども。その上、新円切り替え時の口座凍結みたいに、いまウチで使っている銀行が月曜の朝まで凍結状態。お知らせ来ていたけれど、すっかり忘れていて困惑。